【労働問題のプロフェッショナル】参議院選挙投票の前に、ぜひ知ってほしい比例代表候補【石橋みちひろ】
突然ですが、7月10日に投票日を控える参議院選挙で、私が投票したいと思っている候補者についての話です。
今回、参議院選挙の比例代表(2枚目の投票用紙)の投票では、政党名ではなく候補者の名前を書きたいとずっと思っていました。個人名を書くことで、その党への一票になることに加えて、党内の中での当選順位を上げることに少しでも貢献したいと思ったからです。
ということで、この人の名前をぜひ書きたい!と思っているのが、立憲民主党の石橋みちひろさん。
色々理由はありますが、国会中継を見る中で圧倒的な追及力があり、数々の政策で野党からの法案提出をリードするなど群を抜いた実績・能力を持ちながら、凄みや愛嬌も感じさせる魅力的な議員でありながら、世間的な知名度が伴っていないと感じていたのが大きな理由のひとつです。
そんな中で、先日7月1日、石橋みちひろさんを応援している一般の方々が、彼の魅力を語るTwitterのスペースを企画されていました。途中からは本人のサプライズ登場もあり、その内容に自分が思っていたことは間違いなかった!と自信を深め、その思いはさらに確かなものとなりました。
ということで、石橋さんのことを少しでも知ってほしい・・・と思い、本人や企画者の方から許可をいただき、文字起こしをすることにしました。
こちらがそのスペース。
録音もされており、一定期間聞くことができます。
文字起こしの前に、少しだけ石橋さんの紹介をしておきます。
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石橋みちひろさんは、ひとことで言うと【労働問題のプロフェッショナル】
具体的には、派遣労働、非正規雇用、技能実習生、入管法、ICT(情報通信技術)、そして平和などなどカバーする分野は多岐にわたります。
石橋さんは大学院修了後に労働組合に就職しましたが、留学経験を活かし海外で労働問題に携わることになり、ILO(国際労働機関)などで世界各国の労働現場や法制の実態に触れることになります。
その後、2010年に民主党から参議院選挙に立候補し、初当選。今度の選挙で3期目を目指します。
そういった稀有な経験に裏打ちされているのでしょう、その言動には普段から高い人権意識を感じます。国会中継で目にする鋭さ、緻密さに加えて、強い使命感、社会を少しでもいい方向に変えていきたいという情熱、強い共感力・・・など、この人にはこれからも国会で活躍し続けてほしいと心から思います。
比例代表で誰に投票しようかと思っている方に、ぜひ石橋さんを選択肢に入れてほしいのです!!!
ということで、かなり要約の文字起こしスタート!
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派遣かふぇ主宰:yuraraさんが語る、石橋みちひろ(かなり要約)
2018年の前あたりから派遣社員が契約終了したことについてTwitterで多くつぶやかれていました。
(注釈: 2015年行われた労働者派遣法の改正により、派遣労働者が勤続できる期限が3年間に定められ、2018年10月1日以降、実際のその期限を迎える契約が発生することになりました)
無期雇用になると条件が下がる、社員になると条件が下がるということがあり、それなら別の派遣会社に変えるというツイートがあふれ、私も3年ルールで正社員になれませんでした。
国会議員はこんなことになっているのを知らないに違いないと思い、衆議院と参議院の厚生労働委員会所属の国会議員にメールを送りまくったところ、そんな中で返事をくれ、会ってくれた議員のひとりが石橋みちひろさんでした(ほかの現職議員では、日本共産党の高橋ちづ子衆議院議員も対応されたとのこと)。
実際に話したら、石橋さんが派遣のことにものすごく詳しかったんです。すごく分かっている感じがしました。送っていただいたメールに労働者派遣法の付帯決議(政府が法律を執行するに当たっての留意事項を示したもの/当時としては最多の39もの付帯決議が付けられたそうです。それを作成したのが、当時民主党議員であった石橋さんです)が添付されていて、ひとつ目から<派遣社員の原則は一時的、臨時的です>とか<雇用の原則は直接雇用です>とか基本の「き」のところから始まっていて、そのメールを出先で読みながら泣きそうになったんです。
それで石橋さんに興味を持ち、「この人、派遣のことをすごい分かってる」と思いました。それで石橋さんに話を聞いてほしいと思いました。
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石橋さんは、その後、yuraraさんのオファーに応えて、2018年11月にスタートした、当事者の声をつなげて届ける「派遣かふぇ」に第1回以降継続的にゲスト参加されています。その数日後に行われた厚生労働委員会で、その時に出た話を早速盛り込んだ質問をしたそうです。
派遣かふぇホームページ https://hakencafe.com/
このあたりのことは、詳しくはyuraraさんによるブログや、
https://hakencafe.com/2018/09/07/robbying-2/
石橋さんの支持組織である情報労連の記事が詳しいです。
http://ictj-report.joho.or.jp/2201-02/sp03.html
ちなみに私自身、2011年春まで派遣社員だったのですが、同じチームで働いている同僚であっても登録元の派遣会社はそれぞれバラバラで、時給や契約条件も様々です。そして、それに触れることはある意味タブーでもあります。そういう働き方の特性を考えると、派遣社員同士が繋がって連帯していくというのは本当に難しいことなのではないかと思います。
そういう環境の元で働く様々な環境にある方々の声や実態、悩みをすくい取り、政治に反映していくことは並大抵のことではないはずと推察できます。
ここで、石橋さん本人がまさかの登場!石橋さんもスピーカーに参加し、Q&Aが始まりますが、かなり長いので、一旦記事を変えたいと思います。
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この「派遣かふぇ」は、このスペースの直後である7月4日に14回目が行われ、選挙戦真っ只中である石橋さんも1時間半近くにわたり通して参加していました。
以下が録音です。様々な業種で派遣契約で働く方には、何かヒントになることもあるかもしれないので、ぜひ聞いてみてください!
そして、議員にとって一番大事な時期である自分の選挙期間中に、自分の名前を売るためではなく、あくまでも議員活動の一環としていつも通り参加し、じっくり現場の困りごとに耳を傾ける・・・こんな議員はそうそういないと思うんです。