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その情報、気持ちよく消化できていますか?
文字であれ、動画であれ、音声であれ、発信する媒体も人も爆発的に増えましたよね。
次から次へと生み出されるコンテンツ。
絶え間なく流れてくるコンテンツに浮き輪でプカプカと漂っていると、深く物事を考えないままいつまでもどこまででも流され続けることができます。
まるで流れるプールに身をまかせるように。
それはそれで自動的に景色が変わって楽しいですし、少なからず情報がインプットされて、自分をアップデートできたような気分に(多少は)なれます。
ただ、何も考えずに流され続けていると、自分が考えていること、感じていることがだんだんわからなくなってきませんか?
情報の消化能力は人によって違う
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あくまで持論なのですが、一人ひとりが持っている「情報の消化能力」は決まっていて、それによってインプットできる情報量が変わってくる気がしています。
情報をたくさん消化できる人ほどたくさんの情報を摂取できる。つまり「インプット耐性」が高い。
「インプット耐性」が高い人は、情報の排泄にあたる「アウトプット力」だけでなく、いらない情報を受け流す「スルー力」も含みます。
情報の取捨選択が無意識にできるから、たくさんの情報をインプットしても自分を保てるし、たくさんのアウトプットもできる。
情報を代謝させる能力がそもそも高いんですよね。
私はその逆で、情報を消化できる量が限られているし、消化スピードも遅いので、多くの情報をインプットすることができません(疲弊してしまう)。
受け流すのが下手ともいえます。
ちなみに、この「インプット耐性」って内臓の消化能力と連動している気がするんですよね(これまた完全なる持論)。
食べて消化、排泄する能力と情報のインプット耐性は連動している。
人に聞いたことがないので、あくまで想像なのですが。
「あなたの内臓の消化能力って高いですか? 情報のインプット耐性と連動している気がするのですが、あなたはどうですか!?」
なんて真顔で聞いてくる人がいたら、ちょっと警戒しますもんね(笑)
自分の「インプット耐性」を知っておく
![](https://assets.st-note.com/img/1730249683-qnYvi52IKZyFUfu8VPChXoNm.jpg?width=1200)
「インプット耐性」って体質、気質と同じようなものだと私は感じています。
つまり「インプット耐性」の高い・低いは、良い・悪いではなくて、もともと備わっているもの。
自分の体質、資質を知っておくことが生きていくために必要なように、これだけ情報が多い今を生き抜くには、自分の「インプット耐性」を知っておくことも大事な気がしています。
自分にとって適正な情報量はどれくらいなのか。
どういう情報だと気持ちよくインプットして、栄養を取り入れながら消化できるのか。
どういう情報だと受け流せて、どういう情報だと受け流せずに消化不良になってしまうのか。
大量の情報に流されず自分を保つためにアウトプットすることが必要だとわかっているのであれば、他人にどう思われようと自分のためにアウトプットするのもいいと思います。
あらゆる情報をインプットすることは、もはや無理です。それくらい今は情報があふれています。
自分に合った情報との付き合い方を把握しておくことは、自分の内面を快適に保つためにも大切かもしれませんね。
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