見出し画像

2種類の方式(クライアント・サーバとP2P)

はじめに
今回は以下の通信方式についてざっくり簡単に書いていきたいと思います。
・P2Pシステム
・クライアント・サーバシステム
なぜこの2つの通信方式について書くのかといいますと、
「P2P方式」と「クライアント・サーバ方式」を理解がブロックチェーンを学ぶにあたりとても大事なことだと思ったからです。
P2P?なにそのアルファベット?クライアント・サーバ?無理無理もうわからないー(泣)って言う感じに、はじめはなるかと思います。
もちろん、僕もなりました!(なったのかよ!)
残念ながら僕には理解力が無く、本当に10回くらい本などを読み、すでに理解している人に何回も聞いたりしないと、ちゃんと理解ができた!とは言えない残念な人間でもあります。
しかし、かなりプラスな見方をすれば、それくらいやれば理解することはできる!ということにもなります。
えーなんか思いつくこと書いていたら長くなってしまったので急ではありますが、早速本題に参りましょう!


クライアント・サーバシステム

画像1

クライアント・サーバシステムとは・・・
通信ネットワークを利用したコンピュータシステムの形態の一つで、機能や情報を提供する「サーバ」(server)と、利用者が操作する「クライアント」(client)をネットワークで結び、クライアントからの要求にサーバが応答する形で処理を進める方式。  http://e-words.jp/ から参照
まぁーもう少し簡単にすると・・・
「クライアント・サーバシステム」とは、特定の役割を担当しサービスを提供する「サーバ」とそのサービスを利用する「クライアント」を明確に分ける方式。って感じになるかと!間違っていたら教えてください。

特徴
クライアント・サーバシステムは既存のインターネットサービスの多くで採用されています。提供者側の実装やセキュリティの制御などが容易な方式でもありますが、多数のクライアントが少数のサーバに接続するため、サーバの処理能力を超えたり障害が発生したりして、サーバがダウンする可能性があります。
障害耐性に問題を抱えており、その障害耐性を向上させるためにはそれなりのコストがかかってしまいます。

P2Pシステム

画像2

P2Pシステムとは・・・
ネットワーク上で機器間が接続・通信する方式の一つで、機能に違いのない端末同士が対等な関係で直に接続し、互いの持つデータや機能を利用しあう方式。また、そのような方式を用いるシステムやソフトウェアなどのこと。
 http://e-words.jp/ から参照
参加者であるピアの役割が全て対等で、サーバを介さずに直接ピア同士が通信する方式。この方式ではサービスの提供者にもなるし利用者にもなる。
先程のクライアント・サーバでは提供者と利用者を明確に分けていたけどP2Pではそのどちらにも属することができるんですね。

特徴
P2P方式ではなにかしらの障害によってサービス全体が停止することはありません。
また、サービスの利用者が同時に提供者にもなるので、サービス提供にかかる全てのコストを提供者が負担する必要はありません。
しかし、この方式ではクライアント・サーバ方式におけるサーバのように不正を監視する主体が存在しないのでサービス提供者に悪意を持った参加者が紛れ込む可能性があります。
そのため、不正を防ぐことが難しいという問題点があります。

最後に
最後に少しだけブロックチェーンについてのお話をさせていただくと、
ブロックチェーンは見方によって様々な役割を担う技術ですが、その一つの役割に「P2P方式のネットワーク上でセキュアかつ可用性の高いアプリケーションを実現する技術」であると言えます。

いいなと思ったら応援しよう!