タイピング上位1%の男が学んだ「環境と自己理解」
どうも、カン(@saboru_kan)です。
みなさんは「寿司打」というゲームを御存じでしょうか?
いわゆる「タイピングゲーム」の一種であり、回転寿司のように流れてくる単語をひたすらタイピングする。そんなちょっと不思議なタイピングゲームの1つです。
今回は、そのゲームで僕が上位1%を達成したので、ちょうどいい機会だと思い、タイピングゲームから学んだ「環境と自己理解」についての小噺をさせていただければと思います。
このコラムを通して「皆さんの寿司打ベストスコアのサポート」と「自己理解することの大切さの伝承」をさせていただければと思います。
というのも、自分自身も寿司打を1日30分ほど自然とやっていましたが、せっかくならいいスコアをという気持ちで、このタイピングゲームを通じて自分でコツコツと仮説検証を続けてきました。
その結果、始めた当時(意識はしてないけど半年前ぐらいかな?)は、上位10%ぐらいが自己ベストでしたが、最終的には23360円を達成し、10000人中94位(上位1%)を達成することが出来ました。
皆さんの中でも
●寿司打のスコアが全くもって上がらない
●アウトプットに時間がかかってしまい、困っている
●仕事の効率化をしたい
という方々がいらっしゃると思いますので、今回のまとめを機に文章化させていただければと思います。
あくまで自分の趣味の範囲なので、『無料』で公開しますが、寿司打のスコアが上がった方はその料金と同じぐらいの投げ銭をしてください。(投げ銭した人は変人だと思います。マジで。)
タイピング速度を上げる大前提
まず結論から申し上げます。
「タイピングの速度を上げるためには基本的には『量』です。」
は?ふざけんな! わざわざこれを読むためにいいね&リプをしたんだぞ!
という人もいるかもしれません。ごめんなさいこれが事実です。
じゃあ実際どれぐらい僕が量をこなしたのか...というと。
●中学生の頃、スマホを買ってもらえない中、友達とどうしてもLINEやTwitterがしたかったため、毎日5時間以上パソコンで連絡をする
●大学生になってからもレポート4000字×8つぐらいを半年ごとに
●ブロガーとして67記事×2000字を量産
とこれぐらいです。改めて振り返ってみると自分はそこそこ量をこなしている方なのだなと確信しました笑
とはいえど、全くもって仕事の量として多いものではないので、ほとんどの型がこなせる量なのかなーと思います。
更に言うと、僕の場合
●タイピングしやすいキーボードを使っていない(Amazonの2000円のやつ)
●運指に関してもめちゃくちゃ適当(小指はほとんど使わない)
という条件で達成してるので、まだまだ伸ばせる余地はあるのではないかと感じています。なので、みなさんでも上位5%ぐらいであれば達成出来るかと。
それでは、前提を伝え終わったところで本編に移ります。この文章の内容は全部で7つの自分が行った工夫から成り立っていますが、寿司打以外にも転用できる部分はあると思うのでぜひご活用を。
徹底的な自己理解
まず、ベストスコアを出せるかどうかに関しての変数になるものは
●タイピング能力
●寿司打を行っている環境
のこの2つだけだと思っています。
で、僕が今回伝えたいのは後者の「寿司打を行っている環境」の方です。
寿司打をやったことのある人なら分かると思いますが、日時によって、また場所によって、自分自身の精神状況によってタイピングの速度は大きく変わりませんか?
かく言う僕も、最高スコアは23000円オーバーですが、平均スコアは19000円前後ですし、15000円の時だってあります。MAXのパフォーマンスを100として70前後しか出ないのが当たり前です。
ここから、思っている以上に作業環境が及ぼす力は大きいと考えます。これは僕が大学受験の時にガリガリ勉強しながら学んだことです。
野球だって、Twitterだって、インスタだって、どんなものでも成果が出る時、成功するときというのは「外的要因が味方している」ということが非常に多いわけです。
風が吹いていて、相手の球が速い、尚且つ球場が小さいときにホームランが生まれやすいっていうのは皆さんでも理解できるはず。
なので、まずは「みなさんにとって味方となる外的要因・環境」を考え尽くしましょう。これが、ベストスコアを出せる時の大前提です。これについての仮説検証をしつこくしてください。
といっても、寿司打をやるときの最適な外的要因ってなんやねん。というかそんなロールモデルが無いやん。
という人もいる気がするので。僕の例を挙げていきます。
①検証の回数を増やす
まず1つ目にこれです。検証の回数を増やし続けること。
何か難しそうに見えるかもしれませんが、寿司打における「アレ」です。
(あえてここではもったいぶっておきます)
まず、そもそも皆さんは「仮説」を持っていないかもしれないので、ここから考えていきましょう。
たかが寿司打かもしれませんが、仮説をもって物事に臨むことはメチャクチャ大事です。例えば「キーボードの運指」というところが価格の上がらないもっとも大きな要因としましょう。
その際に皆さんが試すこととしては、
「今まで右手で打っていたキーを左手で打ってみよう」
とか。
こんな感じで仮説を持つことはすべてにおいてめっちゃ大事です。そして、さらに大事なのは「仮説実行力」です。ホントにこれが大事。
仮説を持ったところで実際に右手から左手に切り替えないと結果がどのように変化するかは分かりませんよね? なので、僕は「仮説を持つこと」の10倍ぐらい「検証しまくること」が大事だと思ってます。
じゃあ、どうやって検証しまくればいいのよ。って思ってますよね。そこの若奥さん。
ここで「アレ」の登場です。検証の回数を増やすためにはたった1つのアクションが必要です。それは、『Escボタンで序盤がダメだったらすぐやめる』ということ。
え、こんな当たり前のこと。と思うかもですが本当にこれが大事です。ぶっちゃけたところタイピングはメンタルスポーツなので、一回ミスタイプをするとそれだけでメンタルに結構ダメージが来ます。(特に寿司打の場合は秒数の追加がある)
ということで、無理だったらすぐ切る。そして新しい仮説を試す。これが大事です。
僕は完璧主義な性格なのでこれをすること自然としていましたが、粘り強く続けてしまう人もいるかもしれません。ですが、断言します。「最初がダメなら全てダメ」です。
さっさと諦めてください。ベストスコアを出すことに着目するなら早めの損切りはマストです。
ここまでの流れを振り返ると、
1.仮説をもって実行する
2.やってみてすぐダメだったらすぐにEscでやり直す
3.仮説がハマりそうだったら、自分に落とし込めるまでひたすら練習。
②結果を出すイメージトレーニング
これはめっちゃシンプルです。
「最強の人のイメージを頭に刷り込む」ということです。
...自己啓発的なことじゃないですよ。
「イメージ 成功」と検索すると、実際に胡散臭い記事ばっか出てきますが、僕は実際にゴールになるイメージを持っておくことは大事だと思います。
というのも、思っている以上に値段を上げるにはスピードは必要ありません。
僕がそれを実感したのがこの動画。
※騙されたと思ってみてください。5秒でイメージ変わります※
https://youtu.be/WoYwQOGEnyU
...見ましたか?
...ほんとに?
この動画は僕がYoutubeの中で何となくで見つけたものです。見た時に思ったよりゆっくりでビックリしたでしょ?(あれで上位5%)
そして大事なことを話すのですが、基本的にみなさんのよくあるミスは「理想が高すぎる」ということです。もしタイピング能力を上げるために最高のパフォーマンスを上げるために見る動画は、
●40000円クラスのめっちゃレベル高い動画
とかだと思います。ですがこれって自分が出来ないイメージだけついて自信を無くすんですよね。なので、みなさんが身近に感じるような動画を紹介しました。
おそらく皆さんもみてくださったと思いますが、そんなにレベル高くないですよね?
ということで、このように動画などで正確な目標までのイメージを持つことは非常に大事ではないかと思います。レベルは上げすぎずに「出来るイメージを持てるものを選ぶ」ということが大事な訳ですね。
③情報のシャットアウト
これはおそらく気付いている人も多いかもしれません。
タイピングに集中するときは思っている以上に自分たちは繊細です。
それこそ、僕も
●HIPHOPの歌詞付きの曲を聴いてる時
●インストのEDMを聞いてる時
とかでも全くもって結果は違います。
これは実際にやってもらわないと実感できないのですが、歌詞付きの動画を聞きながらタイピングする際と、インストの動画を聞くときのタイピング速度は信じられないぐらいに差があります。
で、結果として僕がどんな音楽に辿り着いたのかというと。
「アンビエント 音楽」でYoutubeで検索したときに出てくるこいつです。
(睡眠導入にも優秀なのでおススメ。保存推奨。)
https://youtu.be/sTcZ4EHCr5k
この音楽、信じられないぐらいに集中できます。あと落ち着きます。
先ほども言ったようにタイピングはメンタルスポーツの面が非常に大きいと思うので、周りの環境音については十分に注意するべきではないでしょうか。
個人的なおススメは
●ノリすぎない曲
●インスト(歌詞が無い)
●テンポはアップテンポ過ぎない
ぐらいが良いのかなーと思います。個人差は大分あるので注意です。
④集中すべきところ、しないところ
この辺からちょっとした小ネタに入っていきます。
今回の文章は、「寿司打の上級コースでのハイスコア」を目標に書いているわけですが、制限時間は約3分ほどあります。
3分ずっと集中してタイプミス0、尚且つ、スピードフルMaxというのは無理です。
出来る人はなかなかのものです。
一般人は無理でしょう。
ということで、僕が意識したのは「全集中と半集中」です。
この意識が必要な理由は「寿司打」というゲームの、ミスをしなかったらタイムボーナスがもらえるという特徴にあります。
例えば、最初の10皿をノーミスでクリアすると、基本的には7秒のプラスをもらうことが出来ます。僕はここの部分にひたすら注目して、10皿ノーミスを目指すべく何度も繰り返し続けました。そして、達成したら気を抜く。
これだけです。これだけで、大分気持ちが変わります。
「集中すべきところ」を自分なりに決めて、そこだけに全力を注ぐ意識でやってみてください。(個人的には即リセットしやすい最初の10皿のみ注目。その後10皿は流す意識で、その後めっちゃ集中がおススメ。)
⑤寿司打は最初が重要
思っている以上にタイピングというのはやっていると疲れてきます。基本的に単純作業なので、やっていることは「コッペパンの上にクリームを乗っけるパン工場」と一緒だからです。
ずーっとやっていると肩も凝ってきますし、目も疲れてきます。僕自身も長時間続けてスコアが出たという事はあんまりありません。(1時間以上やると疲れの向こう側が見えることはある)
一発目。一発目に全力をかけてください。
ただしこのように書くと「一発目以外はいい成果出ないのかぁ」と落胆している人もいるかもしれません。
ではここで新しい提案を。「一発目を増やしてください」
????。なんやこいつ。インド人のミラノ風ドリアみたいなこと言ってるやん。と思うかもしれません。
では言い換えましょう。「ダメならすぐ違うことをしてください」
ずーっとタイピングをしていると非常に疲れてしまいます。なので、軽ーい気持ちでタイピングが出来るように他のことをやってみてもいいかもしれません。
タイピングを通じて、他の仕事もはかどり、それによってタイピングの成果も出やすくなるという一石二鳥です。ここまでつらつらと書いてきましたが、タイピングは1日30分ぐらい軽ーい気持ちでやるのがベストです。いつの間にか2時間とか愚の骨頂なのでやめましょう。
⑥パターンを覚える
寿司打では基本的に出る単語が固定化されています。
パターン化されているとはいえど、ランダム要素もあり、運によって左右されてしまうというのも否定できない事実でしょう。
僕も死ぬほど嫌いな単語がいくつかあります。
Ex)赤巻紙青巻紙黄巻紙、すもももももももものうち
などなど。基本的に早口言葉系は苦手だったりします。
こういう時には「苦手を意識したうえでの対処」も寿司打のスコアを上げるという一点においては大事でしょう。
●苦手な単語の時には指の部分を見る
●日本語ではなくローマ字の部分に着目する
など自分も意識したことがいくつかあります。
とにかく、苦手については意識したうえでなるべく苦にならずに乗り越える方法を考えていきましょう。
⑦疲れてない時にやる
基本ですがめっちゃ大事。以上。
最後に
ノリと勢いでこの文章を書き始めたのですが、自分でも思った以上の分量になってびっくりしています。
最後まで読んでもらって申し訳ないですがトップランカーでもない自分が1つのテーマでここまで書くことは望ましいことではないかもしれないです。
ただ、僕として最後に言いたいことは
このように「思考を文字にアウトプットする機会を増やす」
ということがタイピング能力の強化につながるのではないでしょうか。
ここまで寿司打のスコアを上げることだけにフォーカスして文章を書いてきましたが、実際のところスコアが高い、寿司打界のギャル曽根になったところで一つも実利はないですし、金銭的な利益も生まれません。
ただ、このように文章をアウトプットし、思考を共有できる機会が増えることは確かです。
このnote読んだみなさんが1皿でも多く食べられる、また、それによって仕事の効率が少しでも上がることを祈って結びとさせていただきます。
もし、このnoteから学びがあった場合、感想付きで引用RTしてくださると嬉しいです。
あと、寿司打でのスコアが上がった報告を何よりお待ちしてます。
ご拝読ありがとうございました。
(記録:59分20秒、メモ書き含め。)