徒然日記 (2021.07.18)

　今日は久方振りに後輩と鍋をつつきに行った。後輩が健気に「車出します！」と言ってくれたので、お言葉に甘えて集合場所へと歩いて向かうその途中、すっかり道が夏の匂いで充満していることに気がついた。気づいたら、俺は、なんとなく、夏の中にいたらしい。

　同時に、自分の車を手に入れてから日常生活の中で外界に触れているのは家の玄関～車、車～バイト先玄関、ぐらいしかないことに気が付き「そりゃあ夏にも気が付かねぇわ」とも思った。真実は知らないが、都会の人は雨の匂いも季節の匂いもわからない、と聞く。でも結局はそれに気づこうとするか否かなんじゃないかなと思う。危ない、また感受性のアンテナを一つへし折るところだった。

　草っぱらのあぜ道を夏の匂いとお気に入りの音楽と季節外れの鍋でパンパンの腹を抱えて明日からの平日を迎え撃ちます。

P.S.：やっとるろうに剣心を見ました。
P.S.(2)：友人が働きだした車屋さんでオイル交換をしてもらいました。

一番好きなのは渋谷宇田川町のやつ。