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ロックンロールは... -徒然日記(2025.01.31)
音楽、特にバンドが好きな人なら、一度はこの感情を味わったことがあるのではないだろうか。
「ロックンロールは鳴り止まないっ」と。
なんだかよく分からないけど、たまたま聞いたバンドが、最初はよく分からないと思っていたバンドが、気づいたら俺から離れなくて、ずっと頭を支配している。
わたしのその瞬間はナンバーガールとのそれである。
TSUTAYAで働いていた知り合いの方(TSUTAYAなのはたまたま)が、ひょんなことから貸してくれた『サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態』というナンバーガールのライブ音源集。轟音のギター、聞こえない歌、不思議な曲の展開。「変な歌やなぁ」と思いながら1周して、なんかわからないけどもう1周して、でもわかんなくてもう1周して。
そしたら、分からないものは分からないままなのに、イヤホン外しても、授業中でも、なぜかずっとナンバガが頭から離れなくなってしまった。
それ以下でも以上でもない。その衝動が私を突き抜けた時、ロックンロールが私を支配していると気付いた時、私はもうロックンロールの虜になっていた。
と、同時に、神聖かまってちゃんのこの曲への理解も発生する。それこそ最初聴いた時は「変な歌やなぁ」と思っていたが、その情景、その歌声がサウンドが、私のものとして再生されたのである。「あぁ、の子が歌っていたのはこれか」と!!
最近の曲なんかもうクソみたいな曲ばかりさ!
なんて事を君は言う、いつの時代でも
音楽に力はない。全ては受け取り側の感情次第だ。
誰もが何かしらの心の支えを持っているように、私の中では音楽が、ロックンロールが支柱となっている。そしてその支柱を構成するのは、私が愛してきたミュージシャンたちだ。私が詳しくは知らないアーティストでも、誰かの支えになっていることを私は知っているし、それは相手にも同じことが言える。
そんなことを噛み締めながら、神聖かまってちゃんのFirst takeを見て、the pillowsの解散のニュースを受け止めました。
でもね、もう感情はぐっちゃぐちゃ。
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