ここにはないもの
うっかり秋が過ぎ去っていて、私の街には雪がチラっと降ったりしました。と、この文を書き出したときはチラついていたのにもうしっかり積もってしまった。師走に入ったからってそんな生き急がなくても良いのに。
グルグルと季節は巡り巡り、また出会いと別れの季節がやってきて、
それとなく乗り切って、そのうちその寂しさも薄れてしまうのかしら…
なんて思ってしまう今日この頃。
目の前の季節すら追えてないのに、そんな先の話をしたらそれこそ鬼に笑われるわ。
と、ウダウダ炬燵の中からお届けしていますが、
何が言いたいかというと乃木坂の齋藤飛鳥さんの卒業が近くて悲しい、
という事実です。
齋藤飛鳥さんのラストシングル『ここにはないもの』。
いよいよ発売された曲もさることながらMVが非常に良きでした。
というとなんだかとても軽いけれど。
齋藤飛鳥さんの好きな作品の一つに『サボタージュ』というのがある。いわゆる特典の個人PVと呼ばれる映像作品なのだが、個人だからこそ輝く齋藤飛鳥とグループの中だからこそ輝く齋藤飛鳥、その合間の曖昧なようで軸のぶれない感じが、たまらなく好きでした。
昨今のW杯含め、同い年で大舞台で活躍をしている人がたくさんいる。私が中高大とウネウネしている間にも、彼ら彼女らはメキメキと成長し、様々なことを吸収し、そのアウトプットで我々の心を動かしてくれる。私が持っていないものを彼らは持っているからなぁーなんて、ないものねだりにすらならない絶望を抱いても仕方ないし、その前に今日の休みを無碍にした自分をどうにかせいって話です。
ここにはないもの、まだ見つけてないもの、見えているもの、獲りたいもの、さまざまな未来の先に見据えるものを齋藤飛鳥さんにはまだまだ見せてほしい。
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