コンテナでビオトープを作りた〜い 2023/3/4
会社で不要になったコンテナをもらってきた。およそ60×40×30くらいのサイズで、少し余裕を見ても70Lは入る大きなものだ。もちろん業務用のしっかりした作りで、新品の定価としては8000円〜9000円ほどみたい。フタもついていて、室内で使われていたから劣化も特にない。
大きさとしては、いわゆる60cm水槽に近い。ということは……あれができるんじゃないか……プラ舟ビオトープが。
せっかく茨城県の、それも霞ヶ浦近くに住んでいるので、チョウセンブナはまた採ってきたいなと思っていた。
チョウセンブナといえば日本で野外越冬できるパラダイスフィッシュ。ということは……やれそうですね。チョウセンブナを主軸に据えたビオトープの構築……!
コンテナ
容量は十分。玄関先に水栓があるので給水も問題なし。問題は排水の方で、オーバーフロー防止に上部に穴を開けるのとは別に、下部にも排水用の栓がほしい。というわけで、
作業中の写真で失礼。ここに塩ビ管+ボールバルブを繋いで、バルブをひねったらいつでも排水できるようにする。
この作業のために作業台(ワークベンチ)を買った。買ってよかった。適切な高さ+素材の固定って、作業する上でこんなにありがたかったんですね……。
あとは漏水しないようにコーキングして、排水口にネットをつける。フタをくり抜いて金網にしようかと思っているけど、これは作業が大変そうだからどうしようかな。
環境
ここからは予定というか計画。
ビオトープにも色々あるが、やはり陸地があるタイプに憧れる。陸地と水場が3:7くらいが理想かな。湿地帯みたいにしたいが、直接泥や土を盛ると崩れそうだな……。岩を組んで隙間にポットを置くのがいいのかな? プランターで抽水性植物を植えるという手もあるか。
夏場の直射日光を避けるため、コンテナの周囲を木の枠で覆うということも考えている。せっかく作業台があるのでDIYの経験値を積みたいという気分でもあるし。
生物
チョウセンブナは確定。いや、まず捕まえてこなきゃいけないというハードルはあるが。
他に入れるとしたらエビや貝か。できればそのまま越冬させたいので、基本的には日本在来のものでいきたいね。理想としてはチョウセンブナと一緒に捕まえたものだけを入れたい。
ビオトープを名乗るからには植物もしっかり入れる必要がある。完全循環は無理にしても、グリーンウォーターにならない程度には養分を吸ってもらわないと困る。
抽水性の植物に関しては、仕事柄いろいろな水田雑草(オモダカ、コナギ、ホタルイなど)に触れるので、その辺と一緒に水稲も植えといたら面白いかも。
あとは水草か。チョウセンブナは割と喧嘩するので、隠れ家の意味でも水草は繁茂していた方がいい。とはいえしっかり底床を作るつもりはないから、ポット植えの外来種になってしまうかもな……。ポトスでもいいか。あれって日本の冬耐えるっけ?
これまでもベランダでプラスチックコンテナを用いた飼育はやったことあるけど(チョウセンブナも飼ってた)、しっかり計画立てて作り込むのは初めてだ。特に今の家は戸建てで、どうしても外から見えるものになる以上、見栄えもある程度は意識する必要がある。
まだまだ計画段階だけど、こればっかりは走り始めたら止まれない。もうコンテナに穴あけちまったからな。排水バルブがついてるコンテナなんて魚入れるしかないんだから。やるぞ〜〜〜〜。