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【デザイン倶楽部】が考える ‐場づくりとデザイン‐


サビワクβ㌼ hanaです。
 私たち 場づくり集団 サビワク は多種多様なワークスペースを運営しています。今回は場づくりにおけるデザインの話。

施設に欠かせない POP等の掲示物。
サビワクが運営に携わる各施設では、多くの場合 常駐スタッフ同士で役割分担をして掲示物や配布資料を作成しています。
とはいえ、デザイン作成はコツやテクニックが必要で苦手意識をもつ人も多いはず。

施設のブランド、目的や特色、利用ルールが全て異なる中、各施設のコンセプトやターゲット、空間や設えに合ったPOPデザインをスタッフに託し、クオリティを保ち続ける事は意外と難儀、、、。

そこで結成されたのが
サビワク【デザイン倶楽部】(通称DC)

DCは、いわばコワーキングスペース等の施設におけるデザイン作成をサポートする、デザインのクリエイティブチーム。
《サビワクβ㌼》のデザイン担当でもある “カリン”🍋 も、このDCの一員です。

今回はそんな DCの活動を🍋に紹介してもらいます!



◆サビワク・デザイン倶楽部

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デザイン倶楽部vol.1_member_アートボード 1

得意分野の異なる3名が集結。
それぞれ肩書、バックグラウンドの違う3名が、色々な角度からデザインのアイデアを出し合っています。
共通しているのは、性格診断テスト”16Personalities”を受けたら、みんな「外交官」のカテゴリだったということ。(だからなんとなく落ち着くのか…!)


ワークスペースの中のデザインの役割

サビワクが考えるデザインの役割
「利用者がより快適に過ごせる場をつくるためのサポート」
 =施設利用のお作法がわかる
 =施設の治安が保たれる
 =有益な情報が得られる

【施設で必要なインフォメーション、POP例】
・wifiのパスワードや通話エリア、飲食エリアがすぐわかる
・サービス内容が一目瞭然
・機器の使い方、手順が明確
・親しみの持てるスタッフ(メンバー)紹介
・わかりやすく面白そうなイベント情報
などなど、意外とたくさんあります。


【ついやってしまいがちなOMG例】

・伝えたいことが渋滞、情報過多(書きすぎ・貼りすぎ)
・目立たせたいがゆえに威圧的
・作成者の趣向が強く、施設の雰囲気に合っていない
・点在するデザインのテイストがバラバラ
どんなに内装がかっこよくオシャレでも、これでは全て台無し、、。

場づくりにおけるデザインのポイントは、
知りたい(知らせたい)情報が端的で正確に伝わると同時に、
その施設・空間にマッチしたものである事

そこで、サビワクが運営する施設ごとに「デザインガイドブック」を作成しています。


◆DCオリジナル「デザインガイドブック」

デザイン倶楽部vol.1_tonmana-03

デザインの一般的な基本ルールを押さえながら、下記要点で各施設のコンセプトやターゲット、設えに合ったマナーを定めています。

・ロゴの使い方
・カラー、配色
・フォント
・情報の整理
・テキストの構成
・イラスト、ピクトグラム
・効果的な掲示方法

このガイドブックがあることで、作成者によるクオリティの差が軽減されトンマナを維持。施設のブランディングに繋げています。


◆デザインスキルを現場と相互に上げていく

またDCでは、ガイドブックの作成だけではなく、現場メンバーを対象としたデザイン勉強会を定期開催しています。
デザインのテクニックはもちろん、制作ソフトの便利機能や時短テクニックもレクチャー。
現場スタッフとタッグを組みレクチャーをしたり、それぞれが作った素材をもとにスタッフ同士でアイデアをシェアすることも。
このようにして、みんなでデザインスキルを高め合う取り組みをしています!

外部にデザインをまるっと委託せず、現場メンバーと同チームのクリエイティブチームがタッグを組むことで、施設に寄り添った利用者目線のデザインの維持が実現するのです。

◆最後に ‐hanaから

私が入社した当時はデザイン倶楽部発足前だったので、、、当時このガイドブックがあったら凄く助かったな、と思うコトしばしば。
プロフェッショナルなデザイン倶楽部の3名、大活躍中です!

このnoteを始めて痛感していますが、、、デザインも然り “端的に正確に伝えたい事を伝える”には訓練が必要ですよね。。。
ガイドブック作成に留まらず、学び合いや知見のシェアまで活動を広げたDCの取り組みに拍手!

上記で紹介したデザイン勉強会については、改めて紹介したいと思います!
次号もぜひ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

サビワクβ㌼


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