見出し画像

【心理学】第99弾 スーザン・フォワード「毒になる親」


こんにちは( ´ ▽ ` )ノシ


今日もポカポカ良いお天気で
心も晴れますね( ̄▽ ̄)


実は先日、新しい本
スーザン・フォワードさん「毒になる親」
というものを購入しました( ´ ▽ ` )

別に読んでいた本の中に紹介されており
タイトルも印象的だったのでついつい
ポチッとしちゃったのです( ̄▽ ̄)ポチットナ


価格も800円なので
手に取りやすいですねヽ(´▽`)/


今日はその本の中からいくつかとりあげて
学んでいきたいと思います_φ( ̄ー ̄ )


⭐︎⭐︎⭐︎

【スーザン・フォワード】

医療機関のコンサルタント、グループ・セラピスト、インストラクターをつとめながらラジオ番組のホストとしても活躍。講演活動にも精力的である。「毒親」と言う言葉を作ったことで有名。学術用語ではない。

【毒になる親とは】

画像1

世の中には子供に対するネガティブな行動がしつこく継続し、それが子どもの人生を支配するようになってしまう親がたくさんいます。毒になる親とは、そう言う親のことを言い、ちょうど公害を引き起こす有毒物質が人体に害を与えるのと同じようにこういう親によって子どもの頃に与えられる傷はしだいにその子どもの全存在にわたって広がり、心を蝕んでいくのです。そして子どもが成長するに従い、負わされた苦しみもまた大きくなっていくのです。

結構強い言い方で書いてあるけれども
この本の冒頭の部分には、前提として
この世に完全な親などいないのは当たり前で、
ついつい子どもに対して酷いことをしてしまったり、時には大声を上げてしまうことがあっても
親失格と考える必要はない
と書いてあったの(`・ω・´)

親子の間に基本的な愛情と信頼感が十分にあれば、親がたまに怒りを爆発させることがあっても問題ないようだよ( ´ ▽ ` )

私は子育てをしたことがないから、
偉そうな事は言えないしわからない事が多いけれど、子どもの立場は経験しているからそういう場面があるのは分かる。親にぶたれたこともあるもの( ̄▽ ̄;)
でもその時に物凄い大きな衝撃を受けた訳ではなかった( ̄▽ ̄)

【毒なる親は子どもの将来にどのような影響を与えるか】

画像2

「毒なる親」に育てられた子どもは、
ほとんどの場合成長してから驚くほど似たような症状を示します。どういう症状かと言えば

「一人の人間として存在している事への自信が傷つけられており、自己破壊的な傾向を示す」
というものです。

彼らは自分に価値を見出す事が困難で、人から本当に愛されているという自信がなく、不十分であるように感じてしまうのです。

このようになってしまう理由としては、、

親から苦しめられた時に
「自分がいけなかったからなのだろう」と感じてしまう為である事が多いです。
外部の世界から身を守るすべが無く、生活の全てを親に依存している小さな子どもは、親が怒っているのは自分が何か「悪い事」をしたからだろうと感じるのが普通なのです。

自分を守ってくれるはずの親が実は信頼できない人間だったなどということは小さな子どもには考えもつかないのです。

悪影響を受ける親に育てられると、自分に対する自信がなく、生きている価値も見出しにくくなる傾向があるのだね。
理由として書いてある
「自分を守ってくれるはずの親が実は信頼できない人間だったなどと言うことは小さな子どもには考えもつかない」と言う文からは
昔、2018年に目黒区で起きたの女児虐待事件のことが浮かんでくるなあ(`・ω・´)
確かその時も亡くなった女の子が書いた日記には反省文が書かれていて、酷いことをされているにも関わらず「自分が悪いことをしているせいで親に怒られているのだ」と思っていたことが分かるもの。

【悪影響を受ける親から人生を取り戻す道】

画像3

①必ずしも親を許す必要はない
「許す事」こそ「癒す」為の最善の方法だと言う考え方は多く存在しているが「許した」と思った時に一時的に気分がスッキリすることがあっても持続することはあまりない。許す事には2つの要素があり「復讐しない事」と「罪を免除する」事が重要なのです。

②「考え」と「感情」と「行動」のチェックしてみる
親にどれほど自己を絡めとられているかは自分の「考え」「感情」「行動」の3つについて調べてみるとよく分かります。「毒になる親」に育てられた子どもは何をするにも常に親の承認を得なければ無らないように感じている為自分が望む人生をなかなか生きることができません。

この具体的なチェックリストについての内容は省略してしまうけれど、
私が実際にやった結果を紹介するね、結構な衝撃があったんだ(`・ω・´)

「考え」のチェックリストイエスが5個
(4個以上のイエスで心はまだ親と相当絡み合っている)

「感情」のチェックリストイエスが19個
(10個以上のイエスでいまだに親に心理的に絡みとられている度合いが強く感情が親によって左右されている)

「行動」のチェックリストイエスが5個
(2個以上のイエスでいまだに親のことが人生の大きな問題となっている)

みて分かるように、私は親に関することには
まだ影響を受けていることが多いのだと気づいたのだよ(`・ω・´)
でもこれは今まであまり深く考えていなかっただけで自分では感じていたことだったんだ。

それが全て悪いことであるとは考えないけれど、このようにチェックリストがあると自覚することができるから、自分が今どのような状況なのか知ることは重要であると思ったよ_φ( ̄ー ̄ )

【まとめ:自分を守るために】

画像4

「本当の自分でいる」と言うことは自分の気持ちを踏みにじったり、自分の行動が人に及ぼす影響を無視することではありません。
ですがそれは同時に、他人が自分の気持ちを踏みにじって勝手なことをするのを許すことでもありません。

つまり、他人の気持ちを思いやることと自分を大切にすることは、バランスが取れていないといけないのです。

「本当の自分でいる」事には柔軟さが伴わなければならないのは当然であり、そう言う意味では親のために何かを妥協したからといって悪いことは一つもありません。大切なのはなんとなく押し切られて本当は嫌なのにそうなってしまったと言うのではなく、自分の自由意思で選択してそうなったということです。つまり自分に誠実であると言うことです。

親のために我慢することの全てが悪いわけではなく、自分の選択であるかどうかが重要であると言うことなのだね_φ( ̄ー ̄ )

自分で納得していれば後悔することもないし、人のせいにすることもない。

だからこそ親を認めさせようとか、考えを分からせたいともがいて行動するのではなく自分を知って行くことが重要であるのだと理解することができたよ(`・ω・´)


それでは今日はこの辺で( ̄▽ ̄)ノシ


つづく


今回の記事に登場した書籍の紹介ヽ(´ー`)

さび抜きおすすめ記事↓


「さび抜きの日常」Twitterはこちら↓


いいなと思ったら応援しよう!

さび抜きちゃん🍣心理学
もし良かったら、サポート頂けると とーっても嬉しいです🐹🐶🍀