【心理学】第77弾 マルコム・グラッドウェル 「完璧なもの“達”を探す」
こんにちは( ´ ▽ ` )ノシ
さび抜きでございます!
最近新しいことを初めた関係で、
時間があっという間に過ぎてしまうようになりました。
お菓子を売るお仕事も
来月から新しい環境でスタートするのですが、
時間帯が朝早く夜が遅いので
ついていけるか少し不安な部分がありますね。
朝はかなり弱いけれど、
遅刻だけはしたくない( ̄▽ ̄;)
さてさて今回の記事なのですが、
マルコム・グラッドウェルさんについてです。
この方は、米国のジャーナリストであり、
購買者心理などの研究でも知られている方です。
TEDの動画サイトには
「パスタソースと幸せについて」
という興味をそそられるタイトルの動画があったので今日はそれでお勉強していきたいと思います⊂((・x・))⊃
⭐︎⭐︎⭐︎
【マルコム・グラッドウェル】
1963年、イギリス生まれ。父はイギリス人で数学の教授、母はジャマイカ人で精神科医だった。カナダのオンタリオで育ち、トロント大学に通う。1984年に卒業し、歴史学の学位を取得。約10年の間、「ワシントン・ポスト」紙に勤務。サイエンス担当記者から後にニューヨーク支局長に昇進。1996年から雑誌「ニューヨーカー」の専属ライターとして活躍。「タイム」誌の「世界で最も影響力のある人物トップ100」に選ばれる。
【完璧な一つの物を求めてしまう】
誰でも、何か極めたいものがある時にはその中の完璧を求めようとしてしまいますよね。「一番美味しいお菓子を作りたい」「一番有名な人間になりたい」など考えてしまうのは普通のことです。しかしそんな一つの完璧を求める人に対して、この動画ではグラッドウェルさんがパスタソースの改革をしたハワード・モスコウィッツさんを例に出してお話されています。
後にパスタソースの改革を起こしたハワードさんという方も、今まで通り一つの完璧を追い求めて研究を続けていたんだって( ´ ▽ ` )
でもある時、データ上には完璧な数値が存在しない事に気づいてそこから考え続けた結果、
ある新しい考え方を知り、
身体にビリビリ( ̄▽ ̄)と衝撃が走ったみたい
【完璧な物を探すのではなく完璧な物”達”を探す】
「一つの完璧な物を探すのではなく完璧な物「達」を探す事が重要である。」それまでの食品業界では、大勢の人が何を食べたいのかを知れば、完璧な商品が生まれると思われていた。けれども実際はそうでは無かった。
辛いものや甘いもの。一つの商品にしても完璧な商品”達”が存在しているという事だったと気がついたのです。
ハワードさんはそれまで完璧な商品を探すべく長年必死に研究を続けていたけれども、そこに答えは存在しておらず、完璧なものは複数存在しているのだと気がついたのだね( ´ ▽ ` )
確かに、最近のスーパーでは何の商品にしても沢山の種類が存在しているよね( ̄▽ ̄)チョコレートだってビター、ミルク、ホワイトなどもあれば最近はハイカカオ商品もたくさんあるし!その中のどれが一番美味しいかと聞かれても迷っちゃう(`・ω・´)
【舌が欲しいものは、頭には分からない】
さらにハワードさんは「舌が欲しいものは、頭にはわからない」と言っていて、望みや好みを理解する上で重要な第一歩は、心の奥底で望む物を私たちは必ずしも理解できないのだと認識する事にあるのだと言っています。
自分では自分の好みを分かっていると考えがちだけれど、実際は詳しく分かっていないし説明もできない。考えてみると、自分が相手に伝えることのできる言葉の数は少なくて、甘いもの、辛いもの、しょっぱい物なんていう曖昧な伝え方しかできないものね( ̄▽ ̄;)
甘いの中にも細かい糖度があるのだものね(°▽°)
【普遍性を追求するのではなく、多様性を理解する事が重要】
どのような商品においても、良いもの、悪いものはない。完全も不完全もいない。異なる人の好みにあった、異なるものがあるだけだ。
どのような分野においても、普遍性を追求するのではなく、多様性を理解する事が重要であり、人類の多様性を受け入れる事によって本当の幸せを見つける事ができる。
良い悪いというものは誰かの基準に従って存在しているだけで、実際には存在していないもの。
異なる好みにあった異なるものが存在してるだけである。
という考え方はとても納得できるね_φ( ̄ー ̄ )それってどんな分野でも言える事だよね。今までこれが一番だと思っていたものがあっても不意に他のものに触れた瞬間に一番が変わってしまうことなんて日常茶飯事だもの( ̄▽ ̄)だからどれもが水平に存在しているだけなのだね。
【まとめとして】
私たちは常に、一番を求めてしまったり完璧なものを求めてしまうけれど、実際に存在しているのは完璧な一つのものではなく、異なる好みにあった異なるものが水平に存在しているだけ。別の視点から見てみると、よく
子どもについて良い子、悪い子など考えてしまいがちだけれど、それも個人が判断している基準に過ぎないのかもね。手のかかる子かそうでない子かとかね。
これからは人間関係においても多様性を理解し合う事を忘れずにいたいと学んだよ( ´ ▽ ` )
では、今日はこの辺で( ̄▽ ̄)ノシ
つづく
今回のお話に登場した
マルコム・グラッドウェルさん
ハワード・モスコウィッツさん
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