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【心理学】第65弾 カール・ロジャーズ 「クライエント中心療法」



こんにちは( ̄▽ ̄)ノシ




今日はいつものお仕事とは別の場所で
慣れないお仕事をしております( ´ ▽ ` )


いつものように
優しい方が多かったので
新しい環境でも心配入りませんでした⊂((・x・))⊃


バレンタインが近づいてきたので
いつものお菓子を売る仕事も
チョコレート関係が増えてきましたね(*´∇`*)


さてさて今回は
キャリアコンサルタントの養成講座でも
最初に習うことが多い
カール・ロジャーズさんについて


お勉強していきたいと思います。



let's goヽ(´ー`)



⭐︎⭐︎⭐︎


プロフィールででんと行くよᕦ(ò_óˇ)ᕤ


【カール・ロジャーズ】

1902年シカゴの宗教的に厳格な家庭で生まれる。6人兄弟の4番目。ウィスコンシン大学農学部に入学するが、史学部に転学して牧師を志す。1924年ニューヨーク市にあるリベラルなユニオン神学校に入学。その2年後、特定の宗教上の教義に束縛される事を嫌い、コロンビア大学教育学部に編入して心理学を学ぶ。1928年に修士号、1931年に博士号を取得。博士過程で児童心理学に関する研究を行いながら、ニューヨーク州チェスターにある児童虐待防止教会に職を得て、以後12年間非行少年や恵まれない子供達のカウンセリングに携わる。学問的な面はともかく、その仕事によって幼い子供たちを養うことができた。1945年シカゴ大学教授に就任し、12年間勤務、その間、カウンセリングセンターを開設。1951年に出版した「クライアント中心療法」でさらに注目を集め、1954年米国心理学会から初の科学功労賞を授与される。1964年、カリフォルニア州ラ・ホーヤに引っ越し西部行動科学研究所に勤務。以後1987年に死去するまでカリフォルニアに住んでいた。

ロジャーズさんの事を
耳にする機会は多かったけど
詳しい経歴を知らなかったから、
心理学一本で初めから来た人
なのかと思ってたよ(°▽°)
農学部に入学して転学して
牧師を目指していたなんて
いろんな分野を学ばれていたのだね。
抱いていたイメージと
ちょっと違った気がするなぁ_φ( ̄ー ̄ )
児童虐待や子ども達に関わる仕事を長くしていた方だったのだね( ´ ▽ ` )

【なんの判断も下さず傾聴】

友達と長い間話をした後で「癒された」と感じたことはないだろうか?
特定の人と付き合って落ち着きや自信を取り戻した経験はないだろうか?
思い当たる節があるとすれば、おそらくお互いの間に素直に率直になんでも語り合える信頼関係ができていて、相手がこちらに注意を集中し、
なんの判断も下さず話を傾聴してくれたからだろう。

カール・ロジャーズは、
良好な人間関係に見られる
このような特徴に注目し、
心理学者として、またカウンセラーとして
自らの仕事にそれを応用した。
その結果、従来の心理学者と患者の
決まりきった関係が一変したのはもとより、
人間関係の改善にさらに広範な影響をもたらしたのである。

お友達とたくさん話していると
癒されたり、落ち着いたりする事って
確かにあるよね(*´꒳`*)
解決しては居ないんだけど
トゲが抜けたような感じがするのよね( ´ ▽ ` )
そのような特徴をカウンセリングに応用したのが
ロジャーズさんなのだねd( ̄  ̄)

従来の方法に囚われず
心理学者と患者の新しい関係を築いたのは、かなり勇気が必要だったのではないかな?⊂((・x・))⊃

【相手を承認すること】

当初ロジャーズは、どんな患者の問題も「解決する」優れたサラピストを目指していた。
だがやがて、従来のやり方ではほとんど効果は期待できないと気づき、治療が進むかどうかは、むしろ診察室で向き合う2人がどれほど腹を割って理解しあえるかにかかっていると思うようになる。
彼は実存哲学者マルティン・ブーバーと「相手を承認する」という考え方に強い影響を受けた。相手を承認するとは、相手の潜在的な可能性を完全に肯定すること、「本来実現すべき」その人自身の姿を想像できる事を意味する。
このように人間の(単なる問題ではなく)可能性に重点を移したことによって、ロジャーズはアブラハム・マズローとともに、当時生まれたばかりの人間性心理学の中心人物になった。人間的成長と人間の潜在的な可能性と言った考え方は今では常識だが、元を正せば人間性心理学の概念なのである。

優れたセラピストを目指している中で、
従来の方法に疑問を見つけたのだね(°▽°)
学びって受け身になりがちだけれど、
目標を明確にしていたから
もっと効果的な方法があるのではないか?
と常に考えていたのかもしれないね(*´∇`*)
相手を承認する(肯定する)ことによって
相手の可能性を引き出して実現すべき姿を想像させるという考え方は、患者も前に進もうと思えるよね⊂((・x・))⊃

【常識破りの「クライアント中心療法」】

臨床の訓練をしていた頃のロジャーズは、患者との関係をコントロールするのは自分であり、患者を物体のように分析し治療するのが自分の仕事だと当然のように思っていた。しかしやがて、患者(クライアント)自身に治療プロセスの舵取りを任せる方がもっと効果的だという結論に達する。こうして、クライアント中心療法が生まれた。クライアントを「治そう」とするよりも、むしろ彼らの話に無条件に耳を傾ける方が遥かに重要だとロジャーズは考えた。
間違っている、説得力がない、奇妙だ。と言った印象を受けるとしても、とにかく話を聞くようにする。
こういうスタンスで対処すると、相手は心の中で考えていた事を全て受容するようになり、何回かカウンセリングをすれば自分の力で立ち直るという。ロジャーズは自分の考えを「私が自分自身になって、相手が自分自身になるのを援助するだけだ」とまとめている。心理学と言えば実験室でネズミの行動などを研究することが主流だった時代、患者に主導権を渡すという考えを打ち出したのは、心理学界に対する重大な挑戦だった。案の定、彼の見解は多くの非難を浴びた。

クライアント中心療法は、相手を「治そう」とするのではなく、無条件に耳を傾けてクライアント自身に治療プロセスの舵取りを任せることが目的にあるということなんだねヽ(´ー`)
「私が自分自身になって、相手が自分自身になるのを援助する」というのは、キャリコンでかなり苦戦した「自己一致」の考え方にも繋がっているね( ̄▽ ̄)

【ありのままの自分を受け入れる】

ロジャーズによれば、初めてカウンセリングを受けるクライアントは、配偶者や雇い主、あるいは自分自身の制御しがたい行動などに悩んでいると訴えるのが普通だが、こう言った様々な「悩みの原因」は決まって本当の問題ではない。実際には、どのケースにも共通する問題が一つだけあるだけだという。すなわち、クライアントが必死になって真の自己になろうとしているということだ。それまでの人生で演じてきた偽りの役割を捨てる、あるいは被っていた仮面をはぎ取る手助けを必死に求めているのだ。概して、彼らは他人が自分をどう思っているのか、一定の状況で自分がどう振る舞えば良いかを非常に気にするが、カウンセリングを受ければ、再び人生や状況をありのままに経験できるようになる。社会をうつす鏡ではなく、1人の人間になるのである。

「それまでの人生で演じてきた偽りの役割を捨てる」
「被っていた仮面をはぎ取る手助けを必死に求めている」

本来の自分のままでいたいけれど、
どのようにしたらいいのか分からなくって、
そんなことを思っているうちに周りの目を気にしてしまったりモヤモヤしてしまうことって本当に多いと思うなあ。ヽ(´ー`)
そんな時にカウンセラーがしっかりと話を聞いて、肯定することでクライアントが自分の心に耳を傾けるきっかけになったら確かに前に進めるかもしれないよね。


【最後に】

心理学者は世界で最も重要な仕事をしている、とロジャーズは思っていた。最終的に人間を救うのは自然科学ではなく、より良い人間関係だという確信があったからだ。



ではまた次回ヽ(´ー`)



つづく




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