【心理学】第17弾 「俺か、俺以外か」
こんにちは( ̄▽ ̄)
甘いものを食べ過ぎてしまい
胃の調子が悪い日が続いている
さび抜きと申します⊂((・x・))⊃ユルミガチ
いきなりですが、皆さん
学生時代に仲の良いグループ
とかってありましたか?
私は高校時代少しだけダンスをしていて、
文化祭とか体育祭に発表したりしていたのですが
自分のグループよりも圧倒的に上手なグループは
たくさんありましたが、自分のグループが
圧倒的に一番だと思っていました( ̄▽ ̄)エヘ
なので今回はこの
集団に関する研究で有名な
「内集団バイアス」
というものについて
お勉強していきたいと思います⊂((・x・))⊃
⭐︎⭐︎⭐︎
まず
自分が所属していると自覚している集団→内集団
そうでない集団→外集団
と言うそうで、
人には
内集団に対して好意的な態度を
とる傾向があるといいます。
これを
「内集団バイアス」
と言います。
ふんふん_φ( ̄ー ̄ )
例としては、
最初にお話ししたダンスグループの
例のようなものもありますが
ポイ捨てや電車の車両内での迷惑行為など
知っている人が見ていなければ
何でもありになる。
ということも挙げられるそうです。
内集団バイアスは人間の自然な感情ですが
内集団以外の他者を低くみる感情にも変化し
差別や偏見を生むこともあるそうです。
差別や偏見を生むこともあるなんて
ちょっとやっかいだねϵ( 'Θ' )϶
また、
人は内集団のメンバーの個性は認めますが、
外集団のメンバーは皆似たようなものだと
認識してしまう傾向があるそうです。
これを外集団的均質性効果と言います。
外集団均質性効果もまた
差別や偏見を生む原因となることがあります。
ちょっと文章だとわかりにくいので、
具体的な例として挙げると
内集団が男性
→外集団が女性で、女性は皆わがままで感情的と思っている。
内集団が同世代
→外集団は若者で、最近の若者は忍耐力がない常識ないと思っている。
内集団が日本人
→外集団が外国人で、外国人は信用できないと思っている。
内集団が一流企業の社員
→外集団は一流企業以外の社員で、一流企業以外の社員は仕事ができないと思っている。
こう見てみると、周りを見渡してみると
めちゃめちゃあるようなΣ( ̄。 ̄ノ)ノビックリ
自分のグループや選択した方は優れているとか
根拠がないのに思ってしまうことはよくあるよね。
正直思ってしまっても
しょうがないとは思うけれど、
それを他人に強要したり、
お前は間違っている!なんて言って
差別や偏見を持ってしまう事は
避けていきたいね( ̄▽ ̄;)キヲツケナイト
内集団鬼滅の刃好き
→外集団が鬼滅嫌いで、鬼滅の刃が嫌いな人は損をしていると思っている
なんていうのもありがち_φ( ̄ー ̄ )
ではまた次回
つづく
〜今回のお話に登場した方の紹介ヽ(´ー`)〜
ヘンリ・タジフェルさん(1919〜1982)
ポーランド出身の社会心理学者。第二次世界大戦中にナチスに捕らえられ5年間収容所生活を送り、解放後に心理学を学ぶ。のちにブリストル大学教授を務めた。社会的アイデンティティ概念の提唱者。
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