【心理学】第20弾 「本当なのに嘘?」
こんにちは〜⊂((・x・))⊃
前回、前々回と心理学から遠ざかり
ちょっと楽しんでしまいました(*´꒳`*)
また、心理学のみではなく
他のジャンルもちょっとずつ
挟みながら書いて行こうと思います
今日もポカポカな陽気で休憩中
外は寒いですが屋内は暖かい
この守られた空間にいるのも
贅沢だなーと感じながら、
本日もよろしくお願いいたします。
さび抜きです( ´ ▽ ` )
皆さんてテレビドラマ見ますか?
最近はPCやスマホでもいろいろな動画やアニメが
見られるのでテレビ全然見ないよ〜
という方も多いかもしれませんね。
私の両親はテレビをよく見ています。
中でも「相棒」「科捜研の女」などは
再放送などでも見ているようです。
たまに私も一緒に見るんですが、
事情聴取で事件の被害者が、
そんなところまで覚えてるん??
ていうくらい鮮明に
犯人の特徴言えたりしませんか?
この人Tシャツのロゴまで
覚えてるやんΣ( ̄。 ̄ノ)ノなんて
まあ、フィクションなんだけどね笑
ですが現実にこのような
ハッキリ特徴を言えてしまうと言うことが起こると、そこには落とし穴があるみたいなのです。
なので今回は、
このことに関係のある
「虚偽記憶」
についてお勉強していきたいと思います。
⊂((・x・))⊃
⭐︎⭐︎⭐︎
まず長期記憶の全てが「事実」
とは限らないようで。
アメリカの認知心理学者。ロフタスは
冤罪事件の多くは目撃者の誤った記憶が
原因で発生することに注目しました。
実際には起こっていない出来事が、
事実として記憶されてしまうことを
虚偽記憶(過誤記憶)と言います。
虚偽記憶は、
その後の経験、感情、思考あるいは誘導尋問
などによって容易に形成されてしまいます。
意図的に嘘をついてる訳ではなくて
記憶自体が変わってしまっているということです。
目撃者がいたとしても、
その話を安易に信じたりすることは
冤罪事件に繋がっちゃう可能性があるっていうことなんだ警察の人は大変だね⊂((・x・))⊃
虚偽記憶は
刑事(この中に犯人はいますか?)と事件の目撃者に何枚か写真を見せる。
↓
目撃者(うーん、この人のような気がする)と曖昧な記憶を辿り、その後似ていると思った1枚の写真を選ぶ。
↓
後日警察に呼び出されて容疑者の顔を直接見せられると、犯人に違いないと思い込む。(虚偽記憶)
という流れで形成されていきます。
_φ( ̄ー ̄ )フムフム
写真を選んだ時点で
別の心理的要因(一貫性の心理)
も働いていそうな気もするなあ( ̄▽ ̄;)
前にテレビでやっていた実話なんだけど、
事件現場に遭遇した子供の記憶をすり替えるために犯人が意図的に子供の前に現れて
Aさんはどんな服装だった?と問いかけて
あたかもAさんが犯人かのようにした
っていう事件がやっていたけど、
子供の場合は混乱していることもあるだろうし
影響しやすいんだろうなあ。とも感じるね(°▽°)
そうなってくると、
自分の古い記憶って人に話す時のネタとして
面白おかしく改ざんされていたり
逆に、現実よりも辛かった過去として
自分の中に存在しているってこともあるのかもね
よくあるのは、
いじめをしていた方は覚えていないけど
された方は覚えていることとかね。
時間が経ってしまってからは
確かめる術はないけれども、
自分にとって辛かった出来事や
苦しみやトラウマに
繋がってしまっている出来事については
なるべく過去を振り返ってしまう回数を減らして
いけるといいよね( ´ ▽ ` )
今日はこの辺で( ̄▽ ̄)
つづく
〜今回のお話に登場した方の紹介ヽ(´ー`)〜
エリザベス・ロフタスさん(1944〜)
アメリカの認知心理学者。カリフォルニア大学で数学と心理学を学び、スタンフォード大学で心理学の博士号を取得。犯罪の目撃証言における虚偽記憶の研究で知られる。
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