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統計とリーダー
ネットニュースで吉村知事が西浦モデルに騙されたみたいな記事を見て、相変わらずのネット記事だと思いました。
人の接触8割を断つことを目安として目標を掲げたデータが間違っていたというものらしいですが、こんなこといったらあれですが、統計であり目安に過ぎなかったことなので。もちろん人の命もかかわる話なのはわかりますが、そもそも日本は強制的な手法を行っていません。国民の自主性に委ねた形なので、そのデータが違ったから大きな被害が出たとは言えないでしょう。
完璧な予測なんてものは、今現代においてはおそらく無理な話。私たちが行うビジネスにおける見込み管理もまた目安に過ぎません。とはいえ、やらないと行動指針も打ち出しにくいのが現実なのですが、不確かさをもって仕事をすると、人が増えればどこかで行動指針も緩みを見せます。
そこでどうするかが、本来のリーダーの仕事なのでしょう。
コロナに対する気の緩みが少し目立ってきています。私も自粛中を思うとそこまで危機感を持たなくなってしまっているように感じます。
特に目立った感染者が出ている東京。都知事選を前に、選挙のための活動よりも国民のためのリーダーシップを見せて欲しいところです。