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パートナーが突然、双極性障害を発症。信頼関係は呆気なく崩壊し一気に離婚→シンパパになった記録

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パートナーが突然、双極性障害を発症。信頼関係は呆気なく崩壊し一気に離婚→シンパパになった記録

最近の記事

突然奪われた日常 - 入院(4/4)

義母と出ていった妻とは顔を合わせることなく、子供達からの報告で知った私は、嫌な予感がしていたので、子供達と近くのビジネスホテルに泊まることにし、23時半頃ホテルに到着した。移動中息子も泣いていた。本当に辛かった。 ホテルではスマホを機内モードにして、この夜だけは夜更かしOKで、子供達は眠たくなるまでSwitchで遊び続けた。その夜、義母から朝までメールが届き「娘がそっちに向かった。今日だけは泊めてあげてください」と。嫌な予感は的中した。何もなかったかのように妻は私にLINE

    • 突然奪われた日常 - 離婚(3/4)

      借金の完済が終わった翌朝、朝食の準備をして子供達を学校に送り出すと、在宅ワークを開始する前に妻とテーブル越しに向き合った。 19年の思い出が一気に溢れて、嗚咽が込み上げ、堪えることができなかった。それでも声を絞り出し、妻に感謝してること。幸せだったこと、またいつか一緒になりたいこと、たくさんの気持ちを伝えて、離婚届を差し出した。繰り返すが、借金は夫婦の問題であり一方的に責めることは出来ない。それでもした事は反省して更生しなければ親として子供達に顔向けできない。しかし今の妻に

      • 突然奪われた日常 - 後編(2/4)

        1/4から仕事始めな私(夫)は、ほぼ強制的に起こされ続けてまったく眠れたいなが、この壮絶なお正月のお詫びに体調の優れない妻を残して、3が日最終日に映画館を予約して、子供達を映画に連れ出すことにした。 正直なところ本音では、妻は連れて行きたくないし、逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。少し話はそれるが、毎日の息抜きはコインランドリーにひとり、もしくは娘を連れて出掛けるときだけだった。話を戻して、映画館に出掛ける直前、娘が妻に映画館に行ってくると告げてしまった。当然仲間外れにさ

        • 突然奪われた日常 - 前編(1/4)

          2020年クリスマスを終えた頃、コロナで世間が騒いでいる最中私は発熱した。年末の疲れのような自分としては良くある眼精疲労から来る微熱である。念のため自室からあまり出ず、早めの就寝をした結果、翌日には平熱に戻りコロナを疑うことなく、仕事もした。 一方、妻の職場は老人介護施設であったため、念のため職場に夫(私)の発熱を報告した。職場からは妻に抗原検査、PCR検査を受けるよう即時指示が出た。妻はPCR検査を受け、翌日結果が出ることになっていた。 PCR検査の結果は陰性、当然である