少年たちよ！沈黙に屈するな！
今週は親しい関係における暴力Våld i nära relationer DVの啓発キャンペーンが全国で行われています。
親しい関係における暴力を減らすには、女性を守るだけでは足りなくて、きちんと男性が変わらないといけない。
そしてそれは早ければ早いほどいい。
今回は、ジェンダー平等庁が企画した男性を対象にしたキャンペーンを紹介します。少年や青年向けのガイドになります。
前提として
まずスウェーデンでは、
買春は違法
不快と感じられるような性的な発言をすることも暴力とみなされる
同意のない性行為は違法
が大前提です。
LÅT INTE TYSTNADEN TALA 沈黙に屈するな
DET ÄR VIKTIGT ATT SÄGA IFRÅN 声を上げることが大事なんだ
Att våga ta snacket är ett sätt att visa att du bryr dig om dina kompisar.
勇気を出して発言することは、君が友達を大切に思っていることを示す方法だ
セックスは関係者全員にとって楽しく、気持ちのいいものであるべきだ。
けど、セックスにお金を払う人もいる。それは君の仲間かもしれないし、兄弟かもしれないし、チームの誰かかもしれない。
でも、誰かがセックスにお金を払ったのなら、それはセックスの問題ではなく、暴力の問題だ。
もし友人が許されない行動をとれば、多くの人が反応するだろう。
けど、言いにくい時だってある。
それなら、お互いに助け合えば簡単だ。
君が声を上げたり、間違っていると思うことを示せば、他の仲間も君を真似るかも知れない。
そのためにはさまざまな方法がある。
行動を起こすことは、君が友人を気にかけていることを示す一つの方法だ。
沈黙に屈してはダメなんだ。
セックスでお金を払う友人に言える7つのこと
友達がセックスの売買について話してる？
他人のヌードをネットで拡散する友達がいる？
友達が女の子の悪口を言ってる？
自分の直感を信じよう。
もしそれが正しくないと感じたら、それはやっぱり正しくないことなんだ。
「君は友達だけどさ、やっぱそんなこと言うのは良くないよ」
ここでは、さまざまな発言方法のヒントを紹介しよう。いざというときに備えておくと楽だからね。最も重要なのは、正確に何を言うかではなく、どう反応するかだ。
「セックスは2人で楽しむものでないとね！もし君が相手にお金を払わなければならないなら、その子が君とセックスしたいと思ってるとは感じないな！」
セックスは誰にとっても楽しいものであるべきだと、友達に思い出してもらおう。
セックスをする前も、している最中も、した後も、セックスに関わる人たちにとって、セックスは気持ちのいいものであるべきだ。
セックスは同意に基づくべきだ。
つまり、セックスは心地よく楽しくて、相互的で、自発的でなきゃだめなんだ。相手がお金をもらわないとセックスをしたくないなら、それは同意じゃない。
「違法だって知ってるだろ？トラブルになるよ！」
スウェーデンではお金を払って性行為をすることは違法であることを伝えよう。禁固刑になる犯罪だ。
お金をもらっている人は何も悪いことをしているわけじゃない。
性行為をする相手が本当にそれを望んでいることを確認できないなら、セックスはレイプとみなされる。
「君だって、誰かにそんなことをされたいわけじゃないだろ？」
もし誰かにお金を払うからセックスしようよ、と提案されたらどう思うか友達に聞いてみよう。セックスするのは権利だと考える人もいるかもしれない。でも、僕たちは他人の身体に権利を持つことは決してできない。君の体について決める権利は、君だけのものなんだ。
「ポルノを見すぎてるんじゃない？代わりに誰かと話したら？」
君が友人を気にかけていることを示そう。サポートしてくれる相談相手がいることを見せるんだ。セックスに関しては、プレッシャーを感じやすいもの。時には、何かを証明しなければならないと感じるかもしれない。もしかしたら、皆がすでにはじめてを経験しているように感じたり、ポルノで自分もそうしなければならないと思うようなものを見たりするかもしれない。匿名で質問や相談ができる場所はたくさんあるよ。これらのサイトへのリンクは、このページのさらに下にあるからね。
「なあ、しっかりしなよ！自分の姉妹のことをそんな風に言う人がいたらどうする？」
すぐに声を上げ、同意していないことを示そう。もし君が、セックスを買ったり違法なことをしている人に対して最初に声を上げれば、君に続く人が増えるかもしれない。違法なことに同意しない人はたくさんいる。友人が実際に何を言っているのかを考えさせるようにしよう。誰かを侮辱するようなことを言ったり、誰かを虐待したりすることは、決して許されることではないんだ。
「何？どういう意味？」
いつでもとぼけたふりをして、わからないふりをすることも一つの手だ。
もし君が 「何、今のどういうこと？わかんなかったんだけど」と聞いたり、「どういう意味？」と聞けば、相手は自分の発言の意味を説明する必要がある。自分で発言の意味を説明するときに、それがいかに愚かな発言なのかに気づくことが多いんだ。
「昨日の試合を見た？」
時には発言するのが難しいこともある。だから、会話に参加しないという選択肢もある。話題を変えたりね。空気を読まずにいたり、その場を立ち去ったり、まったく違うことを話し始めたりするんだ。誰も話に参加しようとしなければ、多分その人はその話題をやめるだろう。
ショートフィルムも翻訳しました→今日のパーティ楽しみだねー、誰がくるかな？
サラは来るって〜と和気あいあいとおしゃべり中な男子4人。
サラについて、ダービッドが突然……
流れる気まずい沈黙。
実際どう言えばいいんだろうか？と時間を巻き戻し……
ダービッド、君のやってることは間違ってるぞ！の言うのも友達ですね。
つぶやき
社会的犯罪予防分野の知識を増やし会社がこの分野でもコンサルできるようにする、というのが私のインターンタスクの1つです。
それで色々社会的犯罪予防分野の研究を読んでいまして、やっぱ、
Educate your son, educate yourself!
息子を教育し、自分を教育する！
っていうのをもっとしないとなぁと感じます。
親しい関係における暴力でどのような暴力の種類があるのかまとめていと、子供の頃に兄がしたこと、壁を殴って脅す、蹴る、命令に従わないと言葉で攻撃するなどなどはささいな喧嘩ではなくやっぱり、人をコントロールしようとする暴力だったし、あれをただの子どもの喧嘩といって止めなかった親は無知だったんだな。と今ならわかります。
今息子を育てている兄らがちゃんと知識をアップデートする親になってほしいなと思います。
と、同時にそういう環境で育った自分が自分のパートナーに無意識に同じことを繰り返さないようちゃんと自分自身をeducateしないとです。
参考
Centrum mot våld i Jämtlands län.
Nationella samordningen mot prostitution och människohandel (NSPM) /Jämställdhetsmyndigheten.
LÅT INTE TYSTNADEN TALA!.
LAGAR, KONVENTIONER OCH ANDRA STYRANDE DOKUMENT
大人対象バージョン
Låt inte tystnaden tala - våga säga ifrån
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