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異国で24回目の8月31日を迎えて
そうか、もう一年の2/3が終わったのか。携帯のカレンダーを眺め、ふと気づいた。
風が秋の香りを運んでくる。目に飛び込む景色は、少しだけ秋らしい色を帯び始めている。少し肌寒い15℃前後の気温の中で、深く息をする。ドイツでの滞在が今日で一ヶ月を迎える。
すっかり心も体も頭もドイツモードで、のんびりゆったりしていた私は、noteの募集を見て、少し昔のことを思い出した。死にたくて、消えたくてどうしよう
今やっていること(の一部)
私はこのドイツの街に、調査目的で来ている。現在は、週二回高齢者施設で介護士さんのお手伝いをしており、その中で得たものを「参与観察」としてノートに綴っている。
また、別の施設にて、介護士さんや介助士さんに対して、インタビューを行っている。インタビュー、というと少し大げさに聞こえるが、彼らの仕事や高齢者への対応を中心に30分ほどお話を聞く、というのがその内容だ。
今日は、後者について少し述べたい。
チャイラテを飲みながら
「ねえ、今ハイデルベルクにいるんだけどさ、」
無理を承知で、メッセージを送った。
約2年半前にドイツ留学時に出会った、同い年の女の子。物理を専攻するものの「あまりの面白くなさに辟易しちゃって」とフランス語に道を見出してほぼほぼネイティヴレベルまで語学力を磨き、一年間フランスに交換留学した挙句、授業がつまらないからと現地でのバイトに精を出して貯金をたんまり貯めるような、アウトゴーイングでマイペー