パーソナルカラーを絵描きの主観で分析してみた
※これは本当に超個人的な主観なので、パーソナルカラー診断の分類にはあまり当てはまらないと思います、ご了承ください
そういえば絵を描くとき、色の合わせ方を考えている
パーソナルカラーや骨格の診断というものを知って、自分のメイクとファッションに対する理解が深まり、いろいろ試すうちに
「あれ?青みでも似合わない・黄味強くても似合う、のようなこともある…なんでだろう?」
と疑問を持ちながらもよくわからない…で放置していた。
ある時デジタルで絵を描いていて、服の色に合うバッグの色味を探しているときに、
「これでは!?!?!?」
と衝撃的なひらめきがあったのだった。
ひらめきの内容はつまり、
「自分の肌の色の隣に塗って、相性が良い色味と、変に見える色味がある」
「統一感があり素敵に見える色が似合う色なのでは」
ということです。
こうして書くとめちゃくちゃ当たり前すぎることだけど、絵描きがどのように素敵に見える色を選んでいるか、わたしの選び方に沿って紹介しようと思う。
色の選び方(自己流)
まず、わたしは絵を描くとき
彩度と明度を近づける
という意識で色を選んでいる。
具体的にはこのようなパラメータを使っていて(色を選ぶ方法は他にも数種類ある)、左から右側に行くほど彩度が高く、上から下に行くほど明度が低くなる。
自分の肌の色をよく観察してみると、
中くらいの彩度
明度は高めだが最高ではない
というような色。
この色の隣に置いてよく見える色はどんな色だろう?
中彩度〜高彩度(最高ではない)
中明度〜高明度(最高ではない)
そういう、”はっきりしているが原色ほどではない”色が、大体似たトーンでよく合うと予測される。
では、合わない色は?
低彩度
低彩度かつ低明度
つまり”ぼんやりしていて主張が弱い”色である…と予測できる。
なぜそうなるのか、はちょっとわたしも感覚的に理解している部分が大きいのではっきりしたことは言えないが、
似たトーンであることが重要なのではないかなと思っている。
もっとざっくりいうと、色同士に強い・弱いの偏りがあると、まとまりがなく見える。弱い色が負けてしまってそこにある意味がわからなくなるし、強い色が変に悪目立ちする。
つまり、顔の色に対して弱い色だと、顔が悪目立ちするということだ。
…この表現で伝わりますかね!?もっといい説明はないのか…!?!?
似合う色・合わない色のパラメータ
上記の強い色弱い色というのは一体どういうパラメータなのかというと、
このように、彩度の高低がかなり重要だ。弱い色は強い色に比べて左側に寄っているのがわかると思う。
彩度が低い色はぼんやりと褪せたような印象で、わたしの顔に合わせると顔が悪目立ち…顔の方が強くなってしまう。
これまで「な〜んかこれ着ると顔がもっさりして見えるな〜」と思った色を思い出すと、淡いベージュや薄ピンク、くすんだサックスブルー、スモーキーな深緑…と、やはり淡くてぼんやりとした色味が多かった。
肌の色と並べるとこんな感じ。
わかりづらいが、弱い色と並べると肌の色まで少しくすんで見える。一見馴染みがいい色にも見えるが、肌の色の方が主張が激しく見えるので、絵の中ではこの肌色に上段の弱い色は、わたしは選ばないだろう。もっとベストな調整を探すと思う。
下段の色は、主張の強さが揃っていて、絵の全体としてバランスが取れた色遣いにできそうだ。
まとめ
これが絵の中なら、肌の色も少し彩度を落とすことで全体を優しい雰囲気にすることも可能だけど…自分の生身の肌はそういうわけにはいかないから、身につけるものでバランスをとっていければいいんじゃないかな?と思っている。
ちなみにアイシャドウやリップなど、肌色の上に重ねるアイテムは“肌色と重ねて中〜高彩度”を目指せばいいのかなと思う。
彩度は中程度か少し低めで、シアーなものがちょうどいい発色を作りやすい(アイシャドウのお気に入りでシアーでつやつやの明るいベージュがあるけど、そういうやつ)。
余談ではあるが、デジタル絵では塗り方によって質感を表現する。
ふわふわした感じか、つやつやした感じか、キラキラした感じか…など。
もしかしてわたしが、華奢でキラキラしたアクセサリー(小さな石がいっぱいついているリングとか)が似合わない感じがするのは、肌と服との全体的な質感に合っていないのでは…?とも思う。
彩度高めのはっきりした絵の中では、しっかりとしたハイライトでアクセントをつけることが多い(わたしの手法の話です)ので、キラキラした感じではなく、ツヤっとしたアクセントになるようなものが、アクセサリーでは似合うのかも…
そう言えばサングラスとかもフレームがしっかりした黒ブチメガネが一番まとまって見える気がする…
多分PC診断も骨格診断も、顔タイプ診断も、突き詰めていけば「自分という個体に似合うものは何か」になるから、その正解は千差万別なんだと思う。
この記事は絵を描くことに沿って考えたけど、それ以外の探し方も山ほどあるだろうし、
全部ひっくるめて「自分のプロデュース超たのしーね!」ということです。
サイコーの自分見つけていこうな。