車なし!淡路島北部・岩屋と明石を旅する
※こちらの記事は、2024年11月時点の情報です。
一度ならず何度も訪れたい、兵庫県淡路島!
島と聞くと小さなものをイメージするかもしれませんが、淡路島はかなり大きな島です。
周遊するなら断然車がオススメですが、運転ができない・自信がない方も多いですよね。
そんな方に朗報!
明石港発着のフェリーや舞子駅発着の高速バスを使えば、車なしで淡路島北部・岩屋エリアを旅することができちゃいます。
なんならついでに明石散策もできるルート!
公共交通機関について色々書いてあるので、淡路島観光の足がかりにしたい方も、ぜひご一読ください。
淡路島ってどんなところ?
島内には3つも市があり、あわじ市、洲本市、南あわじ市それぞれでタクシー会社も異なります。
車で島を一周するだけでも半日以上かかってしまうサイズ……淡路島に何があるかわからない!という方は、まず淡路島観光協会のサイトを見てみましょう。
ざっくりとした全景が頭に入るはず!
これを見ると、北部は神戸寄り、南部は徳島寄りとわかりますね。日帰り旅行を考えているなら、まずは淡路島の行きたいエリアを決めて宿・飛行機などを押さえていくのがベスト!
今回は、車なしで神戸方面から淡路島北部に行くルートをご紹介します。
神戸方面から淡路島に行くには?
車なしで行く場合、高速バスが便利!
JR舞子駅すぐ近くにある高速舞子というバス乗り場から、淡路島行きのバスが何本も出ています。
高速道路沿いにあるバス乗り場なので、地上から離れたかなり高いところにあります。エレベーターなどで移動する必要があるため「走って飛び乗ればなんとかなる」と言った考えは捨てましょう。
(そもそも駆け込み乗車はとても危険ですしね)
バス停への行き方は、神姫バス株式会社の以下サイトが分かりやすかったです。
淡路島はとても広いので、行きたいエリアによって高速舞子内の乗り場が異なります。案内に従ってバスを待ちましょう。
高速バスで淡路IC・岩屋エリアへ
高速舞子で高速バスに乗ったら、明石海峡大橋からの景色を楽しみつつ淡路ICで降車しましょう。
10分とかからず到着し、料金は片道470円。現金と全国共通ICカードしか使えないので注意してくださいね!
バスから降りたら、淡路ICのスタバを目指します。
バス停から淡路ICまでは徒歩で!
車とすれ違う心配のない道なので、安心してください。画像つきでご紹介します。
通路左側が淡路ICに向かう通路です。
道なりに進んでいくと、淡路島に唯一ある、スターバックスの店舗があります。
すごく混雑しているので、スタバ公式アプリのモバイルオーダーでテイクアウトを頼むとスムーズ。
店舗周辺にはベンチなどもあるので、景色を見ながらのんびり過ごせますよ。
ただ、飲み物と一緒に軽食を頼みたい人は店内利用が無難かも。
野生のトンビが飛来して食事を奪っていくらしく、注意を促すアナウンスが流れていました。
ガッツリ食べたい派は、隣接しているサービスエリアに行くのもおすすめ。お土産もたくさん置いていますよ!
淡路ICでお手洗いも済ませたら、道の駅あわじまでお散歩しませんか?
淡路ICから道の駅あわじまで徒歩30分
道の駅あわじまで、徒歩30分程度で行けます。
先ほど降車したバス停近くの通路まで戻り、今度は淡路ICとは反対側の道を進みましょう。
トンネルの道を抜けたら、突き当たりに案内板があるので、そこを右に曲がります。
下り坂なので、転ばないように足元には気をつけてくださいね。
基本的に大きな道に沿って歩道を進んでいけば、道の駅あわじに辿り着けます。
たまに道が分かれるところがあるので、Googleマップなどの道案内アプリを確認しながら進むのがオススメ。
景色はトータルで山7海3くらいの割合でしたが、急勾配の上り坂もなく、散歩としてはちょうど良い距離感でした。
地元の方は、それほど歩いていない様子です。頭上で蜘蛛の巣が張ってある場所が5つ以上はありました。
街灯もないので、お散歩は日中だけにしておくのが無難。
道の駅までお店もないので、飲料水があるといざという時に安心ですよ!
道の駅あわじから明石海峡大橋を眺める
道の駅あわじは、どこも人で大賑わい。
飲食店もたくさんあるので、混雑が気にならなければこちらでお昼を取ってもいいですね。
また、ここでは淡路島産の玉ねぎが箱買いできます(現金のみ)。送料は少々かかりますが、全国に配送を頼むこともできますよ!
道の駅あわじから淡路島タコステは徒歩20分
落ち着いて食事を取りたいなら、淡路島タコステがオススメ!
淡路島タコステは、2020年3月にオープンした商業施設で、地元・岩屋の方々と観光客の交流地点と呼べるエリア。
ちょっとしたお土産も売られているし、ここでも淡路島名物の生しらす丼がいただけますよ。
道の駅あわじから淡路島タコステまでは、徒歩20分程度。海沿いの道をのんびり進むと見つかります。
このあたりは道幅がかなり狭く、車道がすぐ隣なので気をつけて進みたいエリアです。
歩くのがイヤ!という方は岩屋を周遊するバンバンバスを利用しましょう。どこでも100円です!
淡路島タコステから岩屋港まで徒歩10分
淡路島タコステでお昼を済ませたら、岩屋港を目指して歩いていきます。
岩屋港まで海沿いを歩くのも良いですが、岩屋商店街を抜けていく方が楽しいのでオススメ!
道沿いにスーパーもあるので、冷蔵品を持ち運びできる方は、こちらで淡路島産の牛乳を購入しても良いかもしれません。
また、定休日で残念ながら立ち寄れませんでしたが、人気の岩屋コーヒーもこちらの通り沿いにあります。
岩屋港と絵島
目の前に奇岩・絵島が見えてきたら、岩屋港に到着です。
絵島は、日本神話と深い関わりがあります。
神話上、日本列島はイザナギとイザナミの二神が作り出したとされていますが、その国生み神話に登場する「おのころ島」が絵島ではないかとする説があるのです。
岩屋港・明石間の船は基本的に1時間に1往復するので、船を待つ間にじっくり鑑賞するのがオススメ。
岩屋港の1階券売機で淡路ジェノバラインの乗車券が買えます。
2階にはコーヒーショップと飲食店が。ただ、お昼時の飲食店は階段まで行列が並ぶほどの盛況ぶりなので、混雑が苦手な方は時間をズラして利用したほうが良いです。
コーヒーはテイクアウトできるので、船内に持ち込みもできます。船内にゴミ箱もありました。
岩屋港からフェリーで明石へ
岩屋港・明石港間を結ぶ淡路ジェノバラインで帰ると、プチクルーズ気分が味わえるのでオススメです!
13分程度で着きますし、料金も大人片道600円とかなりリーズナブル。追加料金を払えば、自転車やバイクも持ち込めます。
船酔いが心配な方は酔い止めを持参して、乗車30分前には服用することをオススメします。
ここまでで、所要時間は4時間程度です。
だいたい半日見ておけば問題ないと思います。
さあ、明石港に降りたら、次は魚の棚商店街を抜けて明石駅へ!
商店街ではお出汁につけて食べるトロふわのたこ焼き(明石焼き)が楽しめちゃいます。
他にも食べ歩きできるものがたくさん売られているので、目移りしちゃいますよ!
明石駅を挟んで反対側には明石城もあるので、時間があればこちらも散策してみてください。
明石城はとにかく広く、公園にもなっており、城内の敷地はかなり現代的に活用されています。
入場は無料で、まさに明石市民の憩いの場。
明石城の所要時間は、城内のどこまで見に行くかにも寄りますが、櫓近くまで行く場合は1時間は見ておいた方が無難です。
櫓は駅からも見えるので、明石駅から探してみてくださいね。
いかがでしたか?
今回は淡路島の北部・岩屋をメインに散策するルートをご紹介しました。
他に行きたいところが決まっているなら、淡路島バス検索サイトのバスモで下調べするとイメージが固まりやすいですよ。
それでは皆さん、良い旅を!