信州ブレイブウォリアーズ 22-23シーズンCS進出ラインのお話
はじめに
どうも皆さん、お久しぶりです。砂漠のひろしです。
最近は斎藤崇人さんがnoteを書くようになりすっかり更新をしていない男です。
今日はシーズンも終盤になってきてCS争いが激化している中で、信州がCSに進出するにはどれくらい勝てばいいのか整理して説明していこうと思います。
CS進出条件とは?
CSに進出できるチーム数は8チームです。
各3地区位2チームの6チームに加え、その6チームを除いた18チームの中の勝率が上位2チームが選ばれます。
現時点では
東地区:千葉ジェッツ、アルバルク東京
中地区:川崎ブレイブサンダース、横浜ビー・コルセアーズ
西地区:島根スサノオマジック、琉球ゴールデンキングス
ワイルドカード:広島ドラゴンフライズ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
の8チームになります。
信州とすれば中地区で2位以上になるか、ワイルドカード上位2チームに食い込むかという話になりますが、ワイルドカード2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズの勝率は.711。それに対し信州の勝率は.474と残りの試合数で逆転できる差ではなくなっているのが現実です。
実際、この2チームは勝率だけ見れば中地区首位の川崎の勝率を上回っていますしね。
ですので、信州がCSに進出するのは、中地区で2位以上になるしか道はないと言っても過言ではありません。
中地区2位に食い込むのに必要な勝利数は?
では、中地区で2位以上になる為にはどうすれば良いかというお話に入りましょう。
上位2チームの川崎、横浜は勝率は全く同じです。
パッと見ではどちらのチームの勝率を抜くのも同じように思えますが、直接対決の数を見ると少し話が変わってきます。
川崎との試合は既に3試合を終えているのに対し、横浜とはまだ3試合残しています。
直接対決が残っていない場合だと、「自分たちは勝っているが、横浜も勝っているからゲーム差が縮まらない」という現象が発生しますが、直接対決の場合であれば「自分たちが勝てば確実にゲーム差を縮められる」という状況が発生します。
ですので、このnoteでは対横浜に3勝、2勝、1勝、0勝の4つの条件でCS進出に必要な勝利数を出していきたいと思います。
対横浜3勝の場合
横浜に3勝した場合、勝率で並んだとしても直接対決の優劣でCS進出が決まる為、シーズン勝利数が全く同じでも信州がCSに進出します。
↓こちらの表は信州が横浜に3勝した場合、残り19試合の勝敗を並べたものです。
![](https://assets.st-note.com/img/1676869146559-hZ1P4YRA1Z.png)
票の見方としては「横浜が信州との直接対決以外の19試合を17勝2敗で戦いぬいた場合、信州がCSに進出するには19勝0敗が必要になる」という風に横の並びで見てください。
直接対決で3勝したとしても、その後の19試合を横浜が全勝、もしくは1敗しかしなかった場合はどんなに信州が勝利を収めたとしてもCSに進出する事は出来ません。
とはいえ、ここまでの勝率を考えると横浜も全勝する事は考えにくいです。
現時点の勝率で19試合を戦った場合の勝敗予想が黄色で塗られている箇所になります。
横浜が12勝7敗で消化した場合、信州に必要なラインは14勝5敗。これが現実的なラインと言えます。
現実的、といったもののこれを勝率に表すと.737となり現時点でワイルドカード1位の広島と同じペースで勝たないとならない事を示しています。
それに加え、対横浜戦の3勝を加えると17勝5敗。勝率にして.772という高い目標が並びます。
勿論、横浜が負けまくってくれればこのラインは下がってきますけどね。
対横浜2勝の場合
横浜に2勝した場合、勝率で並んだ場合は得失点差で決まります。
ですので、点差次第では勝率で並んでいてもCSに出られませんので、得失点差で上回った場合は左の表、下回った場合は右の表を見て下さい。
![](https://assets.st-note.com/img/1676869273929-nHC7Wuz4jd.png?width=1200)
先ほどは信州が全勝した場合は、横浜が2敗してくれればCS進出ラインになりましたが、直接対決で2勝しか出来なかった場合は、4敗してくれないとCSに出られません。しかもこの数字は得失点差で上回っていればの話で、下回っている場合は5敗してくれないと進出する事は出来ません。
対横浜1勝or0勝の場合
1勝、0勝の表もこのようになりますが、直接対決で1勝或いは1勝も出来なかった場合、CS進出は殆ど不可能と言っても良い条件が並びます。
![](https://assets.st-note.com/img/1676869502322-IaeXlIrWPI.png?width=1200)
つまるところ、対横浜戦は3勝する事が最低条件で、2勝して得失点差で上回って何とか可能性が残る事になります。
さいごに
改めて数字で見ると厳しい数字が並びます。
が、しかし、厳しくも難しい道のりであっても、不可能ではない事は確かだと思います。
今回は横浜との関係性のみで話しを進めましたが、首位の川崎は勿論、信州のすぐ下につけているサンロッカーズ渋谷との関係も出てきます。
とにかく、残り22試合、僕らに出来る最高の応援で、選手を後押しして1勝でも多くの勝利を積み上げていきましょう。