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【日記】2年前、私はバセドウ病になった

ちょうど今ぐらいの2年前に、私はバセドウ病になって生活がかなり不安定になりました。
自分自身、メンタルは強めだと思うんですが、この時は自分でコントロールできないぐらいボロボロでした。
今は薬で安定していて、たまに昔より疲れやすいなと思うことが増えましたが、これはただの加齢かもしれません(笑)

発病から病気がわかるまで

春先ぐらいから、会社に出勤するだけでも体がだるくて、午前中で早退することが1週間に2回以上続くようになりました。
その帰り道も駅まで歩くのがしんどくて、タクシーを使うほどでした。
あと、まだ暖かいぐらいだったのですが汗が吹き出し、食欲旺盛なのに体重が減少。
ちょうど健康診断があったので、その時に聞いてみようと思い、検診で先生に相談しました。
そうすると「ご家族で甲状腺機能について病気を持たれている方はいますか?」と聞かれ、私の場合は父がバセドウ病で、妹が数年前に橋本病になったことがあると伝えると、バセドウ病の可能性が高いので、健康診断の結果と一緒に、病院紹介もお送りしますねと言われました。

再検査の紙が届いたら、紹介された病院にすぐ行きましたが、甲状腺に特化した病院ではなかったため、血液検査の結果は1週間後にまた聞きにいくハメに。(その間も我慢を続けていてしんどかったので、今この症状が出ていて病院に行こうと思っている方は、その日検査結果が出るところに行くことをお勧めします!!!マジで!!!!!)
結果、病院で「バセドウ病です」と検査結果を見せてもらって、家や会社に近い大きな病院にて治療することになりました。

私の場合

バセドウ病は個人差があるらしく、私の場合は先ほどの話にあった通り、疲れや多汗、手の震えが酷く、(普段だったらめちゃくちゃ嬉しいけど)食べても食べてもお腹が減るのに体重は減り続けることがわかりやすい症状として出ました。
その後の検査でわかったのは心拍が異常に早くなり、普通に座っているだけで1分間で137回、血圧も普段低いのにいつもより高め、物理的に首が腫れていたようで、血液検査とは別で甲状腺と心臓のエコー検査も受けました。

あとは精神面で、ちょっとしたことでイライラし出して、その後落ち込んで泣き出したりと感情の波が激しく、今までの自分ではないような日々を送っていたのが肉体的なしんどさよりもキツかったです。

治療と仕事

治療については、まずは投薬をして良くなる傾向がなければ手術などを考えましょうと言われ、メルカゾールというお薬を処方されて2週間に一度通院することが半年ほど続きました。
薬については1日1回で良いので、思ったより負担は少なく済みました。
ちなみに、メルカゾールは妊娠したい方や妊娠初期の方には注意が必要なようで、病院で聞かれましたが私はその予定が残念ながらないので「問題ないです!」と言いましたが、妊娠する可能性がある場合はお医者さんにちゃんと相談・お話したほうが良いです!

仕事については、上司に相談し会社に完全リモートで仕事できるようにしてもらいました。ちょうどコロナ禍を経験しリモート環境が整っていたため、支障は出ませんでした。が、今思えば1ヶ月ぐらい休職してもよかったかもなと思っています。とにかくゆっくり・無理することは避けて生活するようにお医者さんから言われていました。
あと、ありがたいことに一緒に仕事をしていた方が優しい方で、私がしんどい時にはフォローしてくれていたので、本当に救われました。感謝感謝です。

あと、家庭がある方やパートナーがいる方は、相手にきちんと病気についてお話して理解してもらうことが大事かもと思いました。
イライラしたりするのがコントロールできず、超ワガママな人間に見えてしまうため、自分の状況説明をしないと相手を振り回すことに。
まぁ…私は独りなんで天井を毎日見上げて精神を落ち着けていました。

現在

今でもまだ投薬治療中ですが、文字は書けるし仕事に支障も出ていません。
通院も1ヶ月に1度で、飲み薬も少しづつ減っています。
悲しいけど、食べたら食べた分ちゃんと体重は増えています…。
まぁ、あの時の辛かった日々を考えたら健康になったのでよかったです。
薬をやめたら、元に戻ってしまうのでまだまだ油断はできませんが、バセドウ病や橋本病の方は一緒に治療頑張っていきましょう!^^
そして、似たような症状が出ている方は早めに病院へ!


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