2024/04/28(日) 日記。父元気そう。母とDVDを見る。ごちそういなりずし。

母を連れて父の面会。
元気そうでよかった。

母を我が家に連れ帰るが、
今日は他に誰もいないので、ふたりで夕飯を。
そうめんを茹でる。

母は所在なさげにしているので、
前回来たときのように河島英五のDVDを流すことにする。
こないだは「ライブ編」だったが、今日は「テレビ番組編」を。

僕は炊きたてごはんに酢を混ぜて、いなりずしを作りながら、ちょこちょこと見る。
ひさしぶりだ。
1977年のコッキーポップのやつから始まる。
中学2年のときにたまたまオンエアで見たこれが僕の英五さん初体験の映像だ。
こうやって今も、いつでも見られるのは本当にありがたい。
このDVDを制作してくれた松本衛さんに感謝。

母がテレビを見ながら「何かいいことないかな~~」と口ずさんでいる。
昔は歌など歌う人では全くなかったのだが。

NHKの武田鉄矢司会のコンサート。このあたりは僕もバンドに入っている。
テレビなので普段のライブとは違ってバンドは後ろの方に下がり、薄暗い中での演奏だが、
「何かいいこと~」では僕も大暴れしているのが分かる。
顔も体もシルエットで、Adoみたいだと思ったが、母に言っても通じない。

いなりずしが出来たのを見て、母が「うわ~ごちそうやな~」と笑顔に。

このDVDによくぞ収録してくれたなあと思うのがNHKの人生の応援歌の「夢」。
最近の僕にとっては、この歌が一番、今で言う「刺さる」一曲だ。

「夢から覚めて鏡を見れば、けして少年ではない男の顔
死んだ親父にだんだん 似てくる」
というところに、泪が出てしまう。
僕の親父はまだ健在だが。

母はDVDを見ながら手拍子したりくちずさんだりして、
文句も言わずに過ごしてくれていることに感謝。

僕も全編通して見たのは初めてだったが、それも含めていい思い出になった気がする。

楽しいところへ行ってきた娘と、付き添いの妻が帰宅。
母を送っていく。

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