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2024/06/20(木) 日記。歌に味が出てくる。夏越の大祓。ドキュメンタリー的漫画。

母の通っているデイサービスでコロナ感染者が出たというので、
しばらく営業停止するとのこと。

まだ流行っているのだ。
もちろん5類になって、濃厚接触者を特定してどうこういうキマリはない。
が、利用者は営業してないので自宅待機するしかない。
週末様子を見に行くことに。

ついでにこれを機に母の携帯を解約しよう。
電話の掛け方がわからなくなっているのだ。
いざと言うときにと思って継続していたが、もう無理かな。

事務仕事をしながら、アマプラでさだまさしのライブを聴く。
たくさんあって、こりゃいいわ。
懐かしい「パンプキン・パイとシナモン・ティー」をデビュー50周年の声で歌っている。
味が出てきていいなあ。だから、歌ってこういうものなんだよな。
歌が年をとって味が出る。
と、そこまで歌い続けられる人もなかなかいないけど。

さださんにはさらに長生きして歌い続けて欲しいです。

体が固まって来たので散歩に出ようとして、思い出す。
夏越の大祓だ。今月末だ。
神社まで歩いて、初穂料を収める。

芸能の神様にもお参りする。

夕飯は焼きそばで、シーフードも入れたいが最近イカが少ない。
今日はスルメイカが一匹で売っていた。
すごく小さい。一匹丸ごとをさばくのはひさしぶりだった。
前はよく、ワタを抜いてフライパンで焼いてお酒のアテにしたものだ。
イカワタがほんのり香るソース焼きそばになった。

キムタクのドラマ、最終回だった。
最後さーっと終わってしまった感がするが、まあ楽しんだ。
最後訪ねる碓氷峠は、あの「人間の証明」の碓氷かな。
母さんあの帽子どうしたでしょうね、というキャッチコピーで
西條八十という名前と詩を知り、50年経っても憶えている。
角川春樹というのは凄いインフルエンサーだったのだ。
最後は、麦わら帽子ではなく紙飛行機が山の緑に吸い込まれていく。

しかし、小日向文世の描き方が物足りなかったかな。
地位や権力を保持し、世の中を支え動かしている側という意識を持った人間の、
本音が、ただ単に「夢を語るやつが疎ましい」とつぶやくぐらいしか本音がないわけではなかろう。

相原コージのうつの漫画完結編。傑作。
(僕は結構ドキュメンタリー的漫画が好きで、吾妻ひでおさんの「失踪日記」も、山野一さんの双子子育てのやつも大好き。)
僕は実は相原さんの息子さんが描いたカフェを開く過程を描いた漫画の単行本が好きで
定期的に開いては読んでいる。
そして相原さんのこの漫画は、奥様との愛情がやっぱり一番の見所ではないだろうか。

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