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インドで通じたナンチャッテ英語:買い物で学ぶ英単語

ガンジス川での沐浴が有名な街ベナレスで
安宿に泊まっていました。
窓の建付けが悪く、蚊の攻撃に悩まされました。

蚊取り線香を買おうと雑貨店へ。

ベナレスの通りに面した雑貨店は、門口が非常に狭く、
店主の周りにはスナック菓子や小分けにした洗剤、シャンプーなどの
日用品がギッシリ並べられています。
そもそも、客が店の中へ入る構造にはなっていません。
欲しいものが見当たらなければ、店主に尋ねなければなりません。

蚊取り線香は、店頭には並べられていませんでした。

「蚊取り線香」は英語で何?
そんなこと考えたことも、調べたこともありませんでした。
高校時代の単語帳や教科書に載ってた?
だぶん載ってなかったと思います。

この話は、スマートフォンが普及する前の時代のことで、
検索することもできず、紙の辞書も持ち合わせていませんでした。

そこで、
人差し指を立ててグルグルまわしながら、
「モスキート(mosquito)」といってみました。

そうしたら、店主が「蚊取り線香」を奥から持ってきてくれました。

パッケージには、
「mosquito coil」と印刷されていました。



かのビートルズも修行に訪れた聖地リシケシで、
私はヨガ・アシュラムに滞在しました。
シングル部屋がならぶ外廊下の柱の間にはロープが張ってあり、洗濯物を干せるようになっていました。
風が強く、洗濯物をロープにかけるだけでは、一方の柱へ寄ったり、飛ばされたりします。

洗濯バサミが必要です。
リシケシの商店街へ出かけました。
雑貨屋の店先の見える範囲には、洗濯バサミはありませんでした。

「洗濯バサミ」は英語で何という?

連想ゲームです。

「洗濯」→「laundry」
「ハサミ」→「挟む」→「つねる」→「pinch」

「洗濯バサミ」→「laundry pinch」

「laundry pinch」と店主にいってみました。
店主は何も問わずに、平然と「洗濯バサミ」の束を出してくれました。

商品ラベルには、
「clothes clip」
と書いてありました。


#インド #英語 #海外旅行 #語学

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