【アメコミ感想】キング・イン・ブラックを読んだ【ネタバレあり】
雰囲気でアメコミを読んでいる男、鯖の味噌煮です。
奈落の帝王ヌールが復活を果たし、シンビオート・ドラゴンの軍勢を引き連れて地球へと到来した。アベンジャーズ、X-MEN、ファンタスティック・フォーらヒーロー達は窮地に立たされる。太陽の光すら絶たれた地球で、最後に残された希望はヴェノムことエディ・ブロックーー
今回は星5🌟🌟🌟🌟🌟ですね! いやほんと、今回激アツなんで読んでみてほしいです。
あらすじにもある通り、アベンジャーズ、X-MEN、ファンタスティック・フォーとヒーローが勢揃いの大型イベントですね。今回の敵であるヌールはそれぐらいに恐ろしい敵ということです。
いやほんとヤバいんですよ。地球をシンビオートで包んでしまったり、最強ヒーローであるセントリーを瞬殺してしまったり、ヒーローたちに寄生して操ってしまったり、とにかく打つ手が消えていく絶望感があります。
しかしながら諦めないからこそヒーローというべきか、彼らはもがきながらも協力してヌールを打倒しようとします。最強のミュータントの1人ジーン・グレイがエディの息子を助けて、そしてついにはシルバーサーファーまで現れて、ヴェノムはエニグマ・フォースというパワーで覚醒します。
そっからの圧倒がマジでかっこいいんですよ。ソーのムジョルニアとシルバーサーファーのボードが合体して武器になるところとか少年にはたまらない展開です。あとタイトルでもある「キング・イン・ブラック」の意味が明かされるところとか。珍しく真っ当に少年漫画してましたねー。
たとえ地球が闇に包まれていたとしても、決して諦めないヒーローの勇敢さに心を打たれた1冊でした。