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【アメコミ感想】デーモン・デイズを読んだ【ネタバレあり】
サムネの構図被りすぎじゃない?鯖の味噌煮です。
昔々、人と妖怪が同じ世界で生きていた時代。剣客サイはとある村に辿り着く。その村が魔物“ヴェノム”に襲われていると知ったサイは魔物退治へと出向くーー
ーー時間は飛んで現代。孤独な少女まり子は奇妙な夢を見ていた。その夢から明らかになる彼女の出生ーー彼女は鬼の子だったのだ。
今回は星4⭐️⭐️⭐️⭐️ですねー。桃桃子(ピーチ・モモコ)という日本人アーティストが描いています。マーベルなのに全く新しい、それこそ“モモコ・バース”としか言いようがない新天地が描かれています。初心者にもおすすめの1冊ですねー。
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初心者にもおすすめですが、MARVELファンにもおすすめなんですよねー。主人公がマリコ・ヤシダモチーフーーマーベルグラフィック・コレクションの『ウルヴァリン』とかでも出ていたウルヴァリンの結婚相手ですねー。当のウルヴァリンは狼になったり、ソーとストームが兄妹として出演したりと、既存のキャラではありますがそれが却ってかなり新鮮な読み応えになってると思います。
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そもそもMARVELで日本を取り扱ってくれるのがものすごく嬉しいですねー。ちらっと戦いの舞台になったりはするのですが、ここまでがっつりやってくれるのってあまりないのではないでしょうか。登場人物に妖怪が割り振られていたり、武器が日本らしい刀や弓、ヨーヨー(!?)になっていたりと日本ナイズしたマーベル・ユニバースはものすごく魅力的で今後も継続的にシリーズ化してほしいところです。既にモモコ・バース2巻目の『デーモン・ウォーズ』が邦訳されているので近いうちにレビューしたいと思います。
あと桃桃子先生はワンピースカードゲームでもいくつか描かれていらっしゃるみたいで、蒐集しておきたいですねー。