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【アメコミ感想】フロントライン:シビル・ウォーを読んだ【ネタバレあり】
ついにマーベル・ライバルズを始めた鯖の味噌煮です。
シビル・ウォー・クロスオーバーシリーズです。今回は事件を追う2人の記者を中心としたストーリーです。
今回は星4⭐️⭐️⭐️⭐️ですかねー。なかなか渋い(褒め言葉)話でした。
『シビル・ウォー』の動乱の中、一般人代表とも言える記者のベン・ユーリックとサリー・フロイドは二分割されたヒーローのそれぞれの勢力について取材を続けていく。やがて明らかになっていくアトランティス人による侵攻、グリーンゴブリンの脱獄、そして国が認めたヒーローに混じる裏切り者の存在。2人は壮大な事件の裏側で暗躍する影の正体を掴むことができるのかーー
今回はミステリーと言いますか、謎を追っていくサスペンスものといった感じです。その合間合間に『シビル・ウォー』の元凶となった1人のヒーローの行く末が描かれるのですが、これがなんともエグい話なんですよねー。間接的とはいえ、学校の児童を含め何百人もの命を奪ってしまった罪をどう認めどう償っていくのか、重たい話でした。
二分されたヒーローの2つの主張をバランスよく描き、何が正しいのかを改めて読者に問いかけてくる非常に面白い話でした。