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【アメコミ感想】Ms.マーベル:キャプテンといっしょならを読んだ【ネタバレあり】

 シェイクならなんでも好き、鯖の味噌煮です。

 失恋で失意のどん底にいたMs.マーベルに訪れたのは世界の終わりだった。それと同時に家族に危険が迫り、途方に暮れていた彼女の元に現れたのはキャプテン・マーベルだったーー

 今回は星5⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ですかねー。Ms.マーベルの物語の最終巻として最高だったかなぁと。

マンハッタンの上空に惑星が現れます。

 最終巻といっても大規模な戦闘があるわけでも、因縁のヴィランとの決着がつくわけでもないんですよねー。今巻は世界の終わりというあまりの大ごとにどうすればいいのかわからないティーン・ヒーローのありのままの姿が描かれています。

混乱を前に目の前の子猫たちすら助けられない無力さに涙するカマラ。

 世界の終焉を前に混乱する群衆。なんとか自分に出来ることを探すカマラだけども、世界を救うヒーローにはなれない現実に打ちひしがれる。Ms.マーベルとして街を救ってきたのは全て無駄だったのか……しかし彼女は終焉に向かう人々の中で大切なことを改めて見つけるんです。それは街の人々とのーーそして親友との絆。カマラはそんな大事なものに包まれながら世界の終わりを迎えるのですーー

 いや、ほんとガチで世界が終わります。この辺りの話は同時期のアベンジャーズの話で詳しくやっているのですが、今回は割愛します。機会があったらそこら辺の話もレビューするかもしれません。

 本当に世界が終わるからこその切なさが光る、そんな終わりの物語でした。

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