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【カターレ富山】波乱が起きやすい大事な初戦 声援を背に走れ ホーム FC大阪 戦 2024年12月1日(日) J2昇格プレーオフ準決勝
ついに迎えるJ2昇格プレーオフ。
ここまでリーグ戦38試合を戦い、4位とは勝ち点4差でシーズンを終えた。
文句なしの3位だ。
去年までならこれで終わりだったが、今年はプレーオフがある。
何も手にはしていないが、何も終わってもいない。
J2昇格への最後の椅子を賭けて、決戦に臨む。
1 試合のイベント情報など
この試合、いつもと違い、富山県総合運動公園内の駐車場が有料でしかも前売りになっているので、駐車券なしに直接行っても入れません。
また、この試合があすなろ小児歯科医院スペシャルマッチに。
歯ブラシ無料プレゼント、またミネラルウォーター「黒部からのおくりもの」が先着1万名に配布されます。
2 今週のニュース
ここに来て増資ということで、参加された企業の皆様ありがとうございます。
3 これまでの対戦成績など
過去の対戦は3勝1分と分が良く、一度も負けたことはない。
【出場停止】
富山 なし
FC大阪 なし
【古巣対決】
富山 大山 武蔵
FC大阪 舘野 俊祐
舘野は今年5月のホーム戦では出場停止だったので、県総でのプレーは今年初めてになる。
【今季の対戦】
5月のホームではマテウスがキレキレで完勝し、今季初の連勝。
アウェイでの試合ではFC大阪の堅い守備を崩せなかった。
4 FC大阪
リーグ戦は15勝13分10敗で最終成績は6位。
得点は43点で15位。だが失点数は31でリーグ最小になった。
それだけ堅い守備が持ち味のチームだ。
GK永井、センターバックの秋山を中心にゴールに鍵をかけてくる。
チーム得点ランクトップは7点の古川で彼が攻撃の軸。
その次が4得点で、センターバックの秋山。
さらに3得点は舘野、島田、田中、増田となっていて、増田は36節で2得点をあげている。
このほか、ここ3試合で2得点をあげている芳賀が好調なようだ。
また、舘野と美馬の攻撃的な両サイドも注意が必要だ。
そのほか、終盤の相模原戦でゴールを決めた坂本が気になる選手ではある。
奈良クラブ時代にJFL得点王にもなった選手だ。
5 カターレ富山
最終戦は首位大宮に勝利。
消化試合であったとはいえ、大宮にアウェイで勝ったことは自信になるはずだ。
ここに来て、安光が2試合連続ゴール、碓井、マテウスにもゴールが出て攻撃の良さが戻ってきた。
これに右サイドバックの西矢、その前にいる松岡も好調で、左サイドは布施谷もなかなかいい。
ボランチも瀬良が存在感を見せてきており、終盤のキーマンになっている。
守備では脇本がいることで安定する気もしる。
迎えるプレーオフ。
引き分けでも勝ち抜けるという特殊な条件での試合でかえってやりにくい面もあるかもしれない。
いつもの攻撃的な姿勢、基本的にいかにいつもと変わらずできるかが課題になる。
通常の試合と同じ気持ちでできるかだ。
それができるなら大丈夫だろう。
(注目選手)
好調の安光に碓井、そしてFC大阪戦に相性が良さそうなマテウスに期待。
そして、メンバーに戻ってきそうな吉平、ここに来て出場時間が減っている髙橋馨希にも期待している。
6 6位チームに分があるプレーオフ初戦
気になって、J2で行われてきた昇格プレーオフの成績を見てみた。
すると、4位対5位の対戦では、4位チームの勝ち抜けがほとんどだが、3位対6位の対戦では実は6位チームの方が勝ち越している。
心理的にも6位チームが思い切って試合に入れる、というところもあるだろうが、これほどはっきり表れるのも珍しい。
とにかく守りの気持ちに入ってはだめだ。
得点を取れなくても焦る必要はなく、攻撃的に行ってほしい。
ほとんどの選手がプレーオフの経験はないはずで、あるのは河井が岡山時代にあるくらいか。
未知の領域の試合に集中して臨めるか。
そういう意味では、サポーターの盛り上げも重要な役割になるだろう。
7 参考情報
番記者赤壁さんのプレビューです。
Jリーグ公式のプレビュー記事です。