3/24 最後の日記
自分が約二年かけてDIYでコツコツ作ってきたものより、更に精度が高いモノを一瞬でAIに作られたら、どんな気持ちだと思います?
精度が高いというのは、実際の競馬において優位性がある予測にすぐ繋がるって事じゃないです。
私の知識の足りなさが原因で表現しきれずに実装を諦めた事、何度やっても処理の順番を変えても消えないエラーに、心が折れて使わなかった関数。
それらがものの見事に綺麗に且つダイナミックにエディター上で踊ってる。
少し漏らしました。
しかもこれ、言語モデルのAIですよ。
今後出てくるであろうプログラミング特化のAIや、機械学習に特化したAIなどが、あっという間に界隈を席巻していくくとでしょう。
最近試しにGPTに作らせたコードで一番完成度が高そうなのは、基準タイムからレースペースを設定し、レース設定毎に着順、タイム差、年齢、馬場状態を考慮して算出した能力指数計算機。
実はこれ、私が二年かけて作ったモノと思想だけは変わらないんですよね。
上記の通り私の作ったモノは、諦めと妥協の詰まったそれはもう可愛くて仕方ない我が子のような存在です。
それに引き換えGPTが私の意を汲んで1分で提示してきたPythonコードの美しい事。
質ではもう勝てません。
じゃあ何で勝てばいいのか?
いや、もう勝たなくて良いんです。
こちとら日曜プログラマーよろしくってやってきただけの素人。
AIに勝とうなど意味の無い事。
答えはもう出ました。
この技術の進化を味方につけていこう。
その手段として今明白なのは、プロンプトエンジニアリング。
以上です。
私はPythonを約二年、VBAを含めればウン十年コードは見てきたので、構文的には分からないものはありません。
聞いた事ない単語もGPTは必ず注釈つけてくれるのでわかりやすい。
つまり、GPTとの意思疎通が上手く行ってない場合、コードを見れば最初のプロンプトを直して再度コードを書かせる。
こんな作業で望みのコードを手に入れられる訳です。
プロンプトの話は面白く、例えば日本語の格助詞一つで全く意味の無いコードを書いてきたり、私は言語モデルなので、プログラミングはプロにアドバイスをもらってくれなどと突き放してきたり、まだそんなレベルです。
そして、今から数年後。
AIが作り出すAIにより、もちろんプログラム言語なんて過去の遺物になるでしょう。
もうその頃には人による可読性はありせん。
人はただ指示をコンピュータの機嫌を損ねないように、ラジオボタンから選択するだけ。
競馬の為だけにこれ以上残りの時間を割くわけにはいかない。
皆様、本当にありがとうございました。
それぞれの道でのご活躍を祈っています!
それでは更新は無期限停止します。