見出し画像

片付けるとは??毒親との違い

ずっと、右から左にモノを避けることだと思っていた!(笑)
作業をするスペースがないから、端っこに除けて、スペースを確保する…
きっと、日常茶飯事だよね。


今は、ちゃんと基本の知識が身についたので、右から左によけるだけ…の時はあまりない。
「どうしてここにあるのか?」
「どうして置きっぱなしなんだ??」
と、あくまで客観的に観察する。
絶対に、自責はしない。ここはほんとに力こめて言うけど、
【自責はしない】
「どうしてここにあるのか?(こんなとこにおいてる私はダメだ)」
「どうして置きっぱなしなんだ??(置きっぱなしにしちゃう私はダメだ)」
( )のなかは【自責】の言葉。言っていなくても、無意識で思っていれば、それは自分を知らず知らずのうちに責めているということ。
ただし、無意識なので自覚がない。

いま、あなたがいるその空間を見て、「いやだなぁ」とか「モヤモヤするなぁ」と思っているなら、「落ち着くなぁ」とか「早くお家に帰りたい」と思える空間に、自らしていく以外に他ならないのである。

そう、だれも、その、あなたのいる空間を、あなたが思うとおりに片付けることは出来ないのである。
『自分しか、創り上げられない』

そこを念頭に置いて、あなたの考える「落ち着くなぁ」「早くお家に帰りたい」と思える空間を洗い出してみてはどうだろうか?

たとえば…
玄関から見える景色は?
帰った時に感じるにおいは?
寝るときのお布団の感じは?
リビングでくつろぐのは、どうやってくつろぐ?
どんなキッチンだったら、楽しく料理ができそう?

もちろん、今の家ではない理想でもいいし、今住んでいる家で考えてみても、どちらでもいいので、まずは、自分の理想を書き出してみよう。
思い浮かんだ理想の情景を、できる限り、アウトプットしよう。

理想の空間を考えて、とても気が重くなる場合は、1区画だけ考えることから始めてみよう。
例えば、引き出し一つ。本棚の一部。冷蔵庫の中。財布。カバン。ポーチ。スマホのデータ。など

家全体をどうにかしたい!というエネルギーと、引き出し一つをどうにかしたい!というエネルギーであれば、動きやすいのは、後者な人が多い。

「時間がないから片付けられない」という人もいるが、時間は、「ある」のである。そういう人の中には、前述の「家全体をどうにかしたい!」という重いエネルギーを背負っているので、めちゃくちゃ動きづらい。そりゃ、「時間がない」と言いたくなる。もちろんである。

また、片付けられない人の中には、「もったいない」と、モノを処分することに抵抗する人もいる。
モノを持っていることに安心感を持っているため、「捨てる」「断捨離」さらには「処分」という言葉に拒否反応を示す。

(処分:「捨てる」はもちろん、リサイクルしたり、売ったりして自分の手から放す意味として扱う)

ちなみに、噂(?)の私の汚屋敷暮らしの毒親は、まったくもってこのタイプ。
この間、祖父母の物をどうにかしたいと連絡がきたので、ついでに自分のモノも「処分」したら?と伝えたら…

「処分」という言葉を使っただけで、話題を変えるくらいである。


…私は、なにを求められていたんだろうか??笑
たぶん、祖父母の物を処分する話だけがしたくて、まさか自分にブーメランが来ることを考えていなかったのだろう。

手放せないからこそ、執着が強いからこそ、共依存だからこそ、母は、モノが手放せないのである。

かくいう私も、手放せないから汚部屋で暮らしていたし、執着が強いから自分から好きになった人とはうまくいかなかったし、共依存だからこそ人間関係やお金の使い方がおかしかった。

全て過去形。

そう、片付けをし始めて、自分の求めているものを知り、自分の求めているものを追求するだけで、部屋(空間)も恋愛も人間関係も、さらにはお金まで、うまくいくようになったのである。

そして、そんな私の逆を行く母は、汚屋敷に暮らし、モノや過去に執着し、体と心を病んで、お金のない(稼げない)現状に不満ばっかり言っているのである。

…違いは、片付けを「したか」「していないか」


あなたは、選べる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?