それだけ元気ってことなのかもしれない
年末から車の運転頻度が上がって、しかも先月くらいから夕方から夜にかけて雨が降る中を運転する機会が多くなった。めちゃくちゃ消耗する。まあ、それでも頻繁に運転していれば慣れはする。
運転は好きだけど、向き不向きを言うならば向いていない自覚がある。
約二十年前、免許を取ってから若葉マークが外れるまでに何回かこすった(うち一回はカーブで膨らみすぎて対向車の側面をガリッとやった、社用車で。菓子折りを持って部長とお詫びに行った)
ほかには、自宅のマンション駐車場で、ちょうど家の車の前で工事をしていて、本当は工事の諸々をどかして車を出させてほしかったけど、工事のおじさんたちが「大丈夫、いける」と言うからその言葉を信じて出したら手前でハンドルを切りすぎて隣の車の角をこすってしまったことがあった。
で、今日はこのときのことを鮮明に思い出して、悔しくて泣きそうになってしまった。これだけ鮮明に思い出せるってことはきっと他に煩わしく思うことがなくて元気なんじゃん?自分、って思ったってのがタイトル。
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どいて欲しいという自分の言葉が通らなかったこと。「じゃあこすったら修理代を出してくれるのか、代わりに謝ってくれるのか」「どうしても自信がないからどいてくれ」と強く主張できなかったこと。無責任に大丈夫だと言ってきた工事のおっさんたちへの腹立たしさ。
鮮明に思い出して今でもこれだけ怒れるってすごいなって、客観的に思ったんだよな。腹立たしいこととかはかなりはっきり覚えていてものすごく根に持つタイプであることは確かだけれど、それでも泣きそうになるくらい悔しいって!ちょっとウケる!みたいな。
その悔しさを次は味わわないために、ちゃんと自分の意見を主張するんだよ、と、カッカしている自分を収めた。頑張った。よくできたと自分を褒めておく。
本当にな、運転嫌いじゃないんだけど、注意散漫になり気味だから向いてはいないと思う。あと、空間認識能力がない。ないので、お店の駐車場とかに入れるの、本当に苦手。それこそ角をこすらないか、いつもヒヤヒヤドキドキする。
それでも、慢心するよりはたぶんマシ。自分は運転が上手じゃないから、とにかく慎重に。急がば回れといつも思って運転してるからか、若葉マークが外れてからは運転頻度が低いなりに無事故無違反でなんとかやってこられている。
あと雨は何が消耗するって、見通しが悪いこともそうなんだけど、他の車を見落とすかもとか、他の車がハンドル操作誤って突っ込んでくるかもとか、そういうことを晴れのときより強く考えてしまうからなんだよなー、もうこればっかりは、本当にどうしようもないな。実際にあり得る話だから。