人生初のネイルサロン(11月上旬)
前回の記事はこちら。
20年来の爪噛み癖をなんとかしたい! と思い、深爪矯正を専門とするネイルサロンを予約したのが10月末。当然、ネイルサロンに行くのなんて人生で初めてだ。記憶にある限り、指先を極力人目にさらさないように生きてきたので、当日の朝はめちゃめちゃ緊張していた。
「ネイルサロンに行く」って、本当にオシャレな人しかしてはいけないことのような気がしていた。新しいワンピースなんて着ちゃって、お気に入りのイヤリングをして。それでも、指先にはめちゃくちゃ小さい爪しかついていなかったわけだけど……。
サロンに着き、どきどきしながら、ネイリストさんに手を見せるなり「これはやりがいがあるね~!」と一言。
そこから、まずは甘皮を処理してもらう。こちらも人生初の経験だ。出てくる器具がちょっと怖く感じて、何をされているのか見ることができなかった。それ以上に怖いことを、自分の歯と手でやってしまっていたのにね。
甘皮処理を終え、いよいよアクリルを装着。ネイルチップみたいなものを貼るのかなと想像していたんだけど、アクリルの粉と液体を駆使して、爪の形を立体的に作っていくネイリストさん。思わず「わぁ……!」と声が出てしまった。「人によって爪の形は違うから、こうして一人ひとり作っていくんですよ」とのこと。プロの業は本当にすごい。
10本の爪が形成されるまで、だいたい30分くらいだったかな。あっと言う間。当然だけど、痛みも何もない。けれどその間じゅうずっと緊張していたみたいで、何度となく「手の力を抜いてください」と言われた。
アクリルの爪を、やすりで綺麗に削ってもらって、せっかくだからとオプションのカラーもお願いしてみることに。迷った末、くすんだピンク色のジェルを塗ってもらった。自爪とそれほど変わらない色なんだけど、太陽の下だとちょっとかわいらしく見える。すごく気に入っている。自分の指先を見てうれしくなるなんて、物心ついて以来初めてだ。
これが当日、帰宅してすぐに撮った写真。右手に至ってはボケちゃってるし、写真がへたくそで分かりづらいんだけど……。
不自然な感じは否めないけど、それでも、もとの爪より全然マシだ。なんと言っても、人前について出すことにさほど抵抗がない。
そこから2週間経って、今はこんな感じ。アルコールでちょっと手荒れしているので、指先あんまり綺麗じゃないですが。
根元がちょっと伸びてきている、気がする。特に小指! ところどころジェルがはげてしまった(?)感じがあるので、次回の予約が今から楽しみ。
アクリルネイルを卒業できたら、記念にネイルアートをお願いしようと思っている。長さを出したいとは思っていないので、「ショートネイル」で画像検索してはニヤニヤする日々だ。どんな風になるんだろうなあ。
ということで、こちらのマガジンは不定期更新予定。次回は「爪がある」ことによる自分の生活の変化など書こうかな。
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