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【世界50カ国でサービス展開するグローバル人材テック企業のナレッジを公開】意外と使えるLinkedInの小技3選
LinkedInはビジネスに特化したSNS・ソーシャルメディアとしてここ最近は日本のユーザーもかなり増えてきているのですが、実は海外発のサービスということもあり多くのユーザーがその機能を十分に活用できていないと感じています。
東南アジアから欧米まで幅広い顧客・同僚を抱えるグローバルな会社で働いていると、LinkedInに対する認識の違いをひしひしと感じるのですが、とくに弊社自体がLinkedInと親和性の高い(サードパーティ連携を開発・提供しているため)人材系テックを提供している企業であるため内部での有効活用も進んでおり、日本マーケットに知られていない多くのノウハウがあることを日々実感しています。
私自身、LinkedInの利用をはじめてからまだ2年間というところですが、この2年間でLinkedIn運用をほぼゼロからはじめ、現在では5500以上のつながりを構築しています。その過程で発見した便利な機能や、意外と知られていない小技をご紹介します。特に人材紹介業界の方々にとって、これらの知識は大きな武器となるはずです。
【つながり申請の落とし穴】をクリアする小技
LinkedInでのネットワーク構築において、最も基本的かつ重要なのが「つながり申請」です。しかし、実は表示の仕様によって多くのユーザーが「つながり申請」ボタンを見つけられず、諦めてしまうケースがあることをよく聞きます。
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添付の画像の通りなのですが、例えば誰か特定のユーザーをフォローしたいと思って「つながり申請」を送ろうとしてもボタンが表示されないケースがあります。これはおそらくLinkedInの表示の仕様によるもので、何らかのアルゴリズムが作用しているらしいのですが、シンプルな解決方法があります。
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こちらの画像を見ていただくとわかる通り、実はプロフィールページの下にある「その他」ボタンをクリックすると、プルダウンメニューが表示されます。このメニューの中に「つながり申請」のオプションが隠れており、ここから通常と同じようにつながり申請ができます。シンプルで、すでに知っている方も多いと思いますが、知らないと意外に見つけづらいものですので共有させてもらいました。ひとつのつながりがどんな影響を与えるかわからない世の中ですから、小技として知っておいて損はないかと思います。
検索ウィンドウで使える「AND」「OR」条件
次は検索に関する小技です。
LinkedInの検索機能は一見するとシンプルに見えますが、実は非常に高度な検索が可能です。特に、通常の単語での検索だけでなく、「AND」「OR」の演算子を活用することでより精度の高い人材探し・ターゲット探しが可能になります。これは人材紹介のプロフェッショナルにとって、特に重要なスキルとなります。
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基本的にLinkedInの検索ボックスに複数のキーワードを入力すると、自動的にAND検索(すべてのキーワードを含む結果を表示)となります。しかし、これだけでは柔軟な検索ができません。実は、OR演算子を使うことで、より幅広い検索が可能になります。そしてこれらの検索演算子を組み合わせることで、より複雑な検索条件を設定することができます。たとえば、特定の職種と複数の業界を組み合わせた検索や、複数の資格保持者を一度に検索するといったことが可能になります。
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また、この検索の仕様は営業向けサービスであるSalesNavigatorでも有用です。ターゲットリストの抽出にあたって、例えば「CEO OR 代表取締役 OR 営業部長」など意思決定者と思われる役職すべてをカバーすることで、抜け漏れなくかつ最速でリストが作成できるというわけです。
SalesNavigatorをお手頃に3カ月試す裏技
最後は有料サービスのSalesNavigatorについて。「LinkedIn Premium」という有料プランの中で使える特に強力なツールですが、月額料金が発生することもあり導入を躊躇する方も少なくないと思います(金額はいくつかパターンがあるのと、私が見てきている限りでもなんどか変更されているので割愛します。個人で使う場合月額3000-8000円の間ぐらいです)。
ただ実は、このツールを比較的リーズナブルな価格で試せる方法があります。
SalesNavigatorの通常の利用開始方法では、最初の1カ月間は無料トライアルとして提供されています。これだけでも魅力的ですが、実は通常は気付きづらい面白い仕組みが用意されています。無料トライアル期間が終わる前に解約手続きを始めると、LinkedInはユーザーの離脱を防ぐためのオフボーディングプロセスが動きます。このプロセスの中で、「今後2カ月間を通常価格の半額でご利用いただけます」という提案が自動的に表示されるのです。
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添付の画像は海外のブログの例ですが、私も何度か見たことがあります。つまり、この提案を前提に活用することで、最初の3カ月間を通常価格の半分以下で利用できることになる、というわけです。
プラットフォームとしての有効性・自社ビジネスとの相性を検証するにあたって、3カ月の間リーズナブルに使うことができるのは大きなメリットです。SalesNavigatorの検索機能はリード抽出の観点でもとくに有効ですから、ぜひ一度試してみてください。
(もちろんプライシングに関わる部分なのでいつ変更があるかはわかりませんので、その点はご了承ください)
▼参考
Vincereでは人材紹介企業がLinkedInのSalesNavigatorを活用するにあたって非常に有効な「SalesNavigator企業リスト」「人材紹介のRA・CA向けプロンプト集」を無料で提供しています。ご興味のある方はぜひ以下のLinkedInアカウントへお気軽にご一報ください。また、運用に関する相談も受け付けておりますので、お困りごとがございましたらぜひ。
おわりに
本記事で紹介した3つの小技はいずれもLinkedInを活用する上で非常に有用なものです。特に人材紹介業界で活動される方々にとって、これらの知識は業務効率を大きく向上させる可能性を秘めています。
LinkedInは単なるSNSではなく、ビジネスツールとして非常に高い潜在力を持っています。これらの小技を活用することで、より効果的なネットワーキングや人材探しが可能になるでしょう。ぜひ、明日からでもこれらの技を実践してみてください。
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