ママ友のしんどさ〜保活の情報戦と心理戦〜
保育園が決まり、保活が無事、終わりました。
次に待っているのは、ママ友への報告。
これがまたしんどい。
これが終われば、真実の春が来る。
だから、頑張らねばならないのです。
ママ友への報告
私がコミ症なのかも知れませんが、
相手の合否が分からない中、
自分から「転園が決まりました」と報告するのも気が引けるし、
自分の内定を隠し持ち、「結果はいかがでしたか?」と聞くのも、相手が落選していた時、どんな言葉を返せばいいか分からない。
だから、なかなか言えずにいました。
大学受験の結果みたいなものでしょうか?笑
ただ大学受験と違うのは、
今後のお付き合いを自分の気分で決めてしまうことができないという事です。
娘の友達関係や地域活動に支障をきたしてはいけないので、今後の末長いお付き合いの為、丁寧な報告(というかお別れのご挨拶)が必要だと考えていました。
まずは、希望園が違い、自分よりポイントが高く、おそらく内定が取れているであろうママ友に報告し、お互いの内定を喜び合いました。
その次に、そのママを起点に、他の転園成功者の情報を集め、今まで仲良くさせてもらったママ友には順次、連絡していきました。
基本的に、相手は内定をもっているので、気持ちよく予定調和の会話ができる。
お互い喜び合い、別れを寂しがった。
今後もお互いの保育園の違いを情報交換しようと約束し合った。
しかし、そんな中、転園の可否が分からないけれど、それなりに仲良くさせてもらったママ友がいました。
正直、今までの情報交換の感じでは、いつも絶望めいた事を言っており、厳しい結果かも知れないと思われて、
自分からは非常に言いにくかったけれど、
早く言わないと後手に回り、
後々、もっと言いにくくなるだろうと感じ、
意を決して報告することにしました。
予想外の顛末
まさかのまさか、そのママさんは、しれっと「あぁ、うちも内定取れたんですよ」と返してきました。
心配していたので本当に安心し「おめでとうございます」と言いましたが、拍子抜け。
そして、次の瞬間、驚愕したのは、
相手の内定先は、今までの情報交換で一切触れてこなかった保育園だったのです。
「妙案だ。そんな選択肢もあったんだ…。」
心から祝福しながらも、
水くさいなぁ。
あーあ、私は情報戦で負けたんだな、
と感じてしまい、少しモヤモヤしました。
お互いの手の内を見せながら、
保活の情報を交換するのが基本だろう。
重要な情報を抜いて情報交換するのは、
御法度な気もしたが、
家の距離は目と鼻の先で、
希望保育園がかぶってしまうことも見えているし、それこそ情報戦であり心理戦なのだから生きるためには仕方がない気もする。
そもそも保育園の枠というパイは増やせないのだから、誰かが受かれば誰かは落ちる。
ベラベラ喋りすぎても、タダのアホだ。
私がアホみたいに奇特な情報提供しすぎていたのかも知れない…。トホホ。。。
仲の良いママ友にその話をすると、一緒に悪口を言いたいわけではないとちゃんと理解してくれて、「寂しいよね」と気持ちを代弁してくれて共感してくれました。
ママ友って、
やっぱいいもんだ。笑
まぁ、結果オーライ。
皆、春には進学だ!
おめでとう!
めでたし、めでたし!
ちょっと待った〜〜〜!
別の日に、別のママ友から話しかけられました。
そのママ友は、転園できなかったそうです。
周りのママ友が、続々と転園を決めている中、不可解な点があるそうで怒っていました。
それは、市役所の対応。
私もそうだが、
ネットにはない情報の下、
内定を取った。
そういうママ友がチラホラいると気が付き、
なぜそんな枠のなかったはずの保育園に転園できているのか聞かれて、正直、動揺が隠せなかったです。
「急遽、内定辞退者が出てラッキーだったみたいなのよ!といっても、家からめちゃくちゃ遠い所なんだけど、妹と同じ園にできたのが唯一の救いで…。」と言うのが精一杯でした。
正直、そのママ友にどれだけ寄り添うことができたか自信はありません。
なぜなら、私は市の対応の悪さにより、利益を受けた立場だったからです。
ママ友のしんどさはある。
やっぱりママ友は気を遣うし、しんどさはあります。
その地域で子育てするつもりなら、10年スパーンでのお付き合いになるし、ママ友社会で評判はすぐ広まります。
誰かに後ろ指刺されるママにも、
誰かの後ろ指刺すママにも、
なりたくない。
親切でいい人であろうとするからこそ、
ママ友はしんどくなる。
コミ力が低い私だからこそ、
正直者はバカをみるかもしれませんが、
せめて嘘つき呼ばわりされる事がないように、
誠実な情報交換や会話を心掛けたいと思います。
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