saabmania

趣味が多過ぎて毎日忙しいです。 趣味はSAAB(車)、アクアリウム、植物(バラ、サボテン、盆栽、バルダリウムほか)、ロードバイクにも乗ってます。

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なぜSAABに乗るの?(1)〜その安全哲学〜

最近の車にはいろんな安全のための運転支援機能が付いています。その究極のものが自動運転機能でしょうか?ヒューマンエラーを予防するという意味で、私はこういう機能を否定はしません。でも主体的に運転したい人には少しウルサイと思ってしまうのではないでしょうか? 私は1999年製のSAAB9-3スポーツセダンと2007年製のSAAB9-3スポーツエステートを2台乗り継いで、最近感じるのがその安全哲学です。 SAABのターボのセッティングは低速から中速域に厚みを持たせたものになっていま

    • レアな遭遇

      何年か前に、街中をSAABで走っていると、片側2車線の右側後方から近づいてくる9-3スポーツエステートに気づきました。道が渋滞しており、しばらくするとSAAB2台が並ぶことになりました(すごくレアな光景‼️)。横を見ると、すぐそばに男性ドライバーが、、、そうです。そのSAABは左ハンドルでした。眼が合ったので会釈すると、若い男性ドライバーもはにかんだように会釈を返してくれました。 その後、向かう方向がたまたま一緒で、片側一車線の高速道路に前後して上がりました。 オフ会でも

      • なぜSAABに乗るの?(5)〜SAABのステータス

        バブル期に流行ったホイチョイプロダクションの本「ミーハーのための見栄講座」。確か車編で、女の子がデートで乗せてもらいたい車としてサーブも取り上げられていました。 またその筋の方々がベンツに乗ってサーブに乗らない理由として「そもそも彼らはサーブを知りません」とありました。苦笑しながら妙に納得したことを思い出します。 昔も今もSAABをステータスとして乗っている方は、たぶんいらっしゃらないのではないかと思います。 映画や小説でたまにSAABが出てくることがあります。例えば映

        • ガザの戦争で思い出す2本の映画

          「実存は本質に先立つ」とは、かのサルトルの言葉です。 私の理解では、本質とは哲学用語で、人が変えられないもの、例えば生まれた時代や出自、国、人種、など。その人の根本を作っているもの、と言ったらよいのでしょうか? 私は昭和という時代の日本に生まれたので、その枠にどうしても囚われ、影響を受けてきました。しかし人は、そんな変えられないものを乗り越えることができるとサルトルは考えました。 戦後、日本はアメリカの指導のもと、民主主義国家を作ろうとしてきました。その中でアメリカは模

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        なぜSAABに乗るの?(1)〜その安全哲学〜

          なぜSAABに乗るの?(4)〜そのドライビングフィール

          最近、タイヤを交換しました。17年前の車ということと、ターボ車ということを踏まえて、エンジンオイルは5千キロごとに交換、タイヤはエンジン性能に見合ったものを選ぶようにしています。 タイヤ交換時にアライアメント調整もお願いしました。タイヤの性能が上がっていることもあり、走行性能が格段に上がり、コーナリングの安定性が非常に良くなりました。そして、SAABの走りの特徴としてよく言われる滑空しているようなドライビングフィールが増しました。 真っ直ぐ伸びた坂を登る時、途中でアクセル

          なぜSAABに乗るの?(4)〜そのドライビングフィール

          なぜSAABに乗るの?(3)〜そのデザイン性

          SAABは死んだ? GMに買収された後、「SAABは死んだ」と言われました。 買収前のクラシックSAABの独特なデザイン。ドイツ車ともイタリア車ともフランス車とも異なるデザインが日本でも受けて、ちょっと違う車に乗りたいという人たちにバブル期はもてはやされました。 立ち上がって左右に湾曲したフロントウィンドウ、舟のような箱型の車体。 映画「ドライブ・マイ・カー」で初めてSAABを知った人も多く、「あの車は何だ⁉️」「何というメーカーだ⁉️」と騒がれました。 GMに買収

          なぜSAABに乗るの?(3)〜そのデザイン性

          エキセントリックシティ(番外編)

          私の故郷O市出身の有名人を紹介します。 まず何と言っても萩尾望都さん。知らない人はいないと言ってもよい有名漫画家です。彼女は、O市のF中学校出身であり、またO市の3つの県立高校のうちのひとつ、K高校にも在籍していました。 次も漫画家。O市F中学校出身の鴨川つばめ氏。代表作の「マカロニほうれん荘」ではO市の方言や高度成長期当時のO市の生活様式などが散りばめられ、ギャグを盛り上げていました。私も大好きな作品です。 お二人ともF中学校の出身なのですが、校風に漫画家を生み出すよ

          エキセントリックシティ(番外編)

          エキセントリックシティ

          私の故郷私が実質4才から18才まで暮らした故郷O市。24才で結婚して他の都市へ。しばらく節目ごとに帰省はしていましたが、両親が家を売って別の都市に暮らすようになってからは帰ることがほとんどなくなってしまいました。 なぜ私が故郷について書いてみようと思ったのかに触れておくと、それは望郷の念だけではありません。今思い起こしてもO市はかなり特殊な町で、異様なエネルギーとパワーに満ち溢れた型破りな町でした。そのエネルギーが何によって生み出されていたのかを考えてみたいと思ったからで

          エキセントリックシティ

          ロードバイク🚴‍♀️の効用

          股関節の痛みを軽減するために始めたロードバイク。目的以上にハマってしまって、可愛いウェアを着て風になる楽しさを味わっています。  自転車に乗るのも好きですが、それ以上に好きなのが車(SAAB)に乗ることです。 2018年に北欧旅行でスウェーデン🇸🇪とフィンランド🇫🇮に行きました。その時カルチャーショックを受けたのが北欧の人たちの運転マナー。道を渡る人がいるとき、全ての車がことごとく止まって歩行者を先に渡らせるということ。歩行者優先を守らない車は旅行中一台もいませんでした。

          ロードバイク🚴‍♀️の効用

          なぜSAABに乗るの?(2)〜その先進性

          ダウンサイジングターボの概念 今、流行りのダウンサイジングターボ。早く走るためというより、登り坂など、ここぞという時に力を出してくれたり、燃料の消費を抑えたり、という役割を持つターボです。排気量を抑えることができ、燃費も良くなり、環境にも優しくなります。 SAABは1977年に量産車として世界で初めてのターボ車を作り、そのとき既にダウンサイジングターボの考え方を取り入れていたと思われます。「なぜSAABに乗るの?(1)〜その安全哲学」でも書いたように、SAABのターボは決

          なぜSAABに乗るの?(2)〜その先進性

          藤井風さんの「花」

          植物を育てるという趣味。それが高じて仕事で植物イベントも企画。そんなとき出会った藤井風さんの「花」。 「しわしわに萎れた花束小わきに抱えて、、、」という歌詞が耳に入ったとき、心がすっかりこの歌の虜になってしまいました。 美しく開いた瞬間を歌われることが多い花。でも藤井さんの歌詞は全く違いました。 「枯れてゆく 今この瞬間も咲いている、、、」という歌い出しの歌詞も、年齢を重ねて体力的にも気力的にも下降線を辿っている自分への優しいエールとなって、心に沁み渡りました。 藤井

          藤井風さんの「花」

          ロードバイク🚴‍♂️「押す」と「引く」

          ロードバイクに乗り始めたころ、いろんな雑誌や本を読み漁っては技術を習得しようとしていました。典型的な頭でっかちタイプです。 ある雑誌にヒルクライムのテクニックについての特集があって、坂を登るときはハンドルを押すことも重要とあったのですが、その時の私は理解できませんでした。「ハンドルを押す???」坂を登るとき、私はハンドルを引くことはあっても押すことはなくて、理解不能。 1週間に一度ほどしか乗れていませんが、始めてから10年ほど経ちました。 股関節周りの筋肉を鍛えて、股関

          ロードバイク🚴‍♂️「押す」と「引く」

          180度印象が変わった映画🎬

          中学生のときにテレビで観たときには、何てミジメな映画なんだろう、、、もう二度と見たくない、、、と思い封印していた。 父が映画好きだったため、テレビで毎晩のようにやっていた映画を子供の頃から一緒に観ていた私は、けっこういろんな映画を知っているつもりになっていた。しかし結婚すると、夫はもっと映画を観ていた。 夫は親の職業のお陰で、小さな頃から映画を封切りで、しかもタダで観られるという特権を持っていて、その知識は半端なく、映画について語らせたら、ちょっとした評論家となる。 最

          180度印象が変わった映画🎬

          荒木飛呂彦先生と夫

          私は「ジョジョの奇妙な冒険」のファンだ。特にアニメ版の「ダイヤモンドは砕けない」が大好きで、そのアニメを見て以来、NHKのドラマ岸辺露伴シリーズも毎回欠かさず見ている。 夫も一緒に見ているが、わりと頻繁に「ここの場面は映画◯◯◯にそっくりだ。絶対、荒木飛呂彦はこの映画をネタにして描いている」とか、「あの雑誌を見ていたはず」などいろんなことを言う。 荒木飛呂彦先生と夫は同じ年齢である。同じ時代に生まれ、同じようなテレビ番組や映画を見て育ったことは想像できる。 ジョジョシリ

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