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寝落ちからのシャワー後、夢が見つかった

雑貨屋めぐりですっかり元気を取り戻す

この記事を書いた日。

末尾の通り、この日、”自由が丘、中目黒の順番で大好きな雑貨屋さんを一通り巡り、最後に渋谷パルコで開催されているkokonnという器のお店主催の陶器市を覗く” というプランを立て、自分のためにとびっくりおしゃれをし、きれいに化粧をして家を出た。

その日は朝からとても天気がよく、一番最初に出向いた自由が丘ではお祭りもやっていた。

おしゃれな格好をして、人通りも多く賑やかな街で、おしゃれな内装の店のなかで、気の利いた愛おしい雑貨をたくさん手に取り眺め肌で感じることができた。

そのたびに、ここ最近で枯渇してしまっていた心のゆとり、豊かさ、感性がどんどん満たされていくのを感じた。

次に降り立った中目黒では、お気に入りのタコスやさんでランチを食べて、目的地へ。

道中、店の外でディスプレイされていた陶器の花瓶の美しさに目が止まり、入る予定ではないお店に入ってみることに。

そこには、わたし好みのカラフルで、ユニークで風変わりな器がずらっと並んでいた。

タイミングよく、その器の作家さんが在廊していたことで色々と商品の説明をしてくれ、すっかり魅了されて大量買いしてしまった。

大幅に散財してしまったので、最後パルコの陶器市では覗くだけ…と思ったが、ここでも素敵な器の出会いが多数あり、またまた大量買い。笑

おかげで、わたしはすっかり元気になった。

悩んだまま寝落ち、からのひらめき

この日から3日後の夜のこと。

もう10月も中旬になってしまったことに急に焦りが出始めた。

今年いっぱいはゆっくり、仕事をセーブしつつやりたいことを探し、来年1月からは何か小さく始められるようにしたいと思って始めたキャリアブレイク。

残すところあと2ヶ月ほどになったが、未だ明確なやりたいことの種は見つけられておらず、”興味の赴くままインプット”の段階だ。

旅行後の中だるみから、ようやく自分を取り戻したところで、そろそろ真剣にこの先のことを考え始めないと……

そんなことを考えながらも、ダラダラとスマホを見ながら、あろうことかソファで寝落ちしてしまっていた。

あー久しぶりにやっちゃったなと、急いでお風呂に入った。

ようやく落ち着いて、ダイニングチェアに座り、部屋を見渡した。

わたしは昨年11月に急に思い立って引っ越しをした。
その理由は、インテリアにこだわるため。

コロナ禍で貯まっていた目的のない貯金を一気に使って集めた、わたしの大好きなものでいっぱいにしたこの部屋は、わたしが世界で一番愛する場所になった。

引っ越してからたくさんお金を使ったけど、まだまだ欲しいものがたくさんある。

まだまだ、わたしのなかでは完成ではない。
というか、完成することはないのかもしれない。

わたしは素敵な作家さんから、素敵な雑貨を買って、自分の心を満たす人生をこの先も送っていきたい。

それがわたしの一番の幸せだ。

でも、それには結構なお金がいる。今だってかなりの赤字を垂れ流している。
所有する物の数も限られている。

今の生活ではそれは叶えられないな…

……

そんなことを考えたとき、ハッと思いついた。

「素敵な作家さんから、素敵な雑貨を買って、自分の心を満たす」

これを、仕事にするのはどうだろうか?

これがわたしのやりたいことなのかも

振り返れば、わたしは子どもの頃から雑貨屋さんが大好きだった。

また、自分の部屋を自分の大好きなもので溢れさせることに憧れを持っていて、よく部屋の間取り図を描き、どこに何を置いたら素敵になるかと、それをいつ手に入れるかを計画に落とし込むという遊びをしていた。笑

それは、35歳になったいまでも似たようなことをしている。
そして、ある程度叶えられている今、わたしの心はとても満たされている。

大好きな雑貨を集めること、それらで部屋を満たすことは、誰になんと言われても、おそらく止めることはないだろう。

”この生活を続けるためにお金を稼ごう”という仕事のモチベーションにさえなる。

これは、休職する前に心理士の先生に言われた、「誰にも評価されなくてもやりたいと思えること」なのではないかと思った。

その日は変な時間に寝てしまったこともあったが、全く寝付けなかった。

わたしが雑貨屋をやる…!そんな素敵なことがあるのか!と、ドキドキ・ワクワクが止まらずに、どんどん頭の中にやりたい雑貨屋さんのイメージや、スケジュール、計画、コンセプトが湧き出して止まらなかった。

翌日は見事に寝不足だった。笑

まだ調査を始めたばかり、かつ雑貨屋のバイトすら経験がない完全素人なので、もしかしたら途中でヒヨって計画がポシャることもないとは言えない……。

でも、「雑貨屋開業」を目標に置いた途端、わたしの生活はさらに彩りが増したような気がする。

子どものときぶりに、”夢っぽい夢”ができたのだ。

まずは情報収集とリサーチ、実現に向けての計画立てをこの日から始めてみているが、これまでのように「来年の自分のことどうするか考える時間が取れない」なんてことは全くなくなった。

歯磨きの時間、お風呂上がりで髪を乾かす時間、ちょっとした空き時間には無意識に雑貨屋開業の本を開いているし、コンセプトを思いついてメモしている。

本当にやりたいことに対しては、人ってこんなにもエネルギーが溢れるものなんだなと、自分のことながら感心している。笑

今後も開業の進捗はnoteで書いて、軌跡を残していければと思う。

これから頑張るぞー!

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