自己価値を高める方法
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こんにちは。
心理カウンセラー・メンタルコーチのSayaです。
下記の記事の最後で、「自己価値を高める方法についてもお伝えしていきたい」と書いていました。本日、このことについて書いていきますね。
ここでいう「自己価値」とは、自分の絶対的価値と相対的価値を指していますが、この記事では主に絶対的価値を育てる方法について書いていきますね。絶対的価値と相対的価値の違いについては下記の記事でご説明しています。
自己価値を育てるには、手順がある
それは、自己洞察→自己受容→自己決定→自己信頼という順番です。
・自己洞察は、自分をジャッジせずに観察して理解していくプロセスです。
・自己洞察をしていく過程で、自己受容ができるようになります。
使い古したブランケットのように、自分に対する愛着を抱き、「どんな自分も、これが自分だから」と思える段階です。
・その次は自己決定です。
本物の自己決定ができるようになると、褒められたい、世間に認められたい、他者に負けたくない、という動機ではなく、純粋に自分が喜ぶことを選べるようになっていきます。
また、他者の問題を受け取らない決定を下すことができるので、人間関係に振り回されないようになり、仮にその渦中にいたとしても気にならなくなります。
・自己信頼の段階では、「わたしには力がある」という感覚を得られるようになります。
権力という意味での力ではなく、泉から湧き出る水のような、そこはかとない信頼感です。
25%の余裕
これを読んでいただいているあなたには当てはまらないかもしれませんが…
時々、こんなクライアントさんがおられます。
平日は朝から夜遅くまで仕事。睡眠時間は6時間取れれば良いほう。
休日もなんだかんだで予定があり、ほとんど一人でゆっくりする時間がない。
悩みは、恋愛や仕事、人間関係…。そして、謎の無価値観。
こういった状態で、無理やり時間を作ってコーチングセッションをして、なんとかその流れを捻じ曲げようとする。
そういう方には、私からはこうお伝えします。
「コーチングセッションをするよりも、一人でゆっくりする時間を作ることのほうが先です。」
人が正常に思考するためには、25%程度の余裕が必要だと言われています。
もちろん、これは目安です。仮に、その人が心からやりたいことが精一杯できているのであれば、たとえ時間的には余裕がなかったとしても、心身ともに充実している状態。たとえ疲れても回復が早いし、精神的にも余裕があり、正常に思考できる状態でしょう。
ですが、多くの方はそうではないのが現状です。
そのため、基本的には25%程度の時間的・身体的余裕を確保しておくことをお勧めしています。
例えば、週に2日の休日があって、何も予定がない状態であれば、約28%の余裕があることになります。
独身の方であれば、意思をもって調整すれば不可能ではないはずです。
小さなお子さんをお持ちの方であれば、25%の余裕は難易度がかなり高いかもしれませんね。ご家族に協力を依頼して、少なくとも1日15分の「ひとり時間」を作ってみてください。
謎の無価値観や人間関係のトラブルなどの不調を抱えている場合には、
心身のメンテナンスをする時間が確保されていないことがほとんどです。
もしも、「確かにそういう時間は確保できてないかも…」と思われるのでしたら、まずはそれを確保することに努めましょう。
他者と繋がる前に、まずは一人で安心できる時間を過ごすことが大切です。
一人で安心できる時間を過ごせるようになったなら、
それは、自分で自分のコップを、自分の愛で満たすようなもの。
いつでも自分で供給することができて、他者に依存する必要はないですし、もし他者があなたを必要としたとき、自分のコップから愛をわけてあげることもできますよ。
コップの満たし方
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