27歳、新しいことをはじめてみる。
タイトルの通りです。5月の終わりに重い腰をあげてみる決心をしました。
まだ何も決めてないけど、「今のわたし」が感じること、思うこと、目に見えるもの、を率直に書いていこうかなと思います。
それが誰の何につながるのか。まだ見えていないのですが、まずは今まで逃げてきた「続ける」ということを頑張ってます。誰かの心になにかが届けばいいな!
最初の投稿は、新しいことをはじめる前のエピソード0、今までの自分を赤裸々に書いてみようかと。親しい友人には酔っ払ってよくする話ですが(迷惑)文字におこしてみるのは初めてでドキドキです。気が向けば最後までお付き合いください。
もっと大人だと思っていた「ハタチ」。20代。
小学生の頃は"「ハタチ」は「オトナ」なんだ。"となんとなく思っていたけど、中学生から高校生になったくらいのとき、多分そんな魔法みたいに、"カッコイイ大人"になれることは無いんだ、と何となく気づいた。
そんな子どもが「ハタチ」になるとき。社会に出るとともに上京した私は、アパレルの販売職で新卒入社。「福岡の田舎出身がナメられちゃいかん」と尖りまくっていた私は、ネオンカラーにネオンカラーを重ねまくるとんだド派手スタイルで新卒研修に臨み、店舗に立ち、それなりに目立ってそれなりに売れて、それなりに自信をもったりして。なんだかんだあの頃充実して、楽しく働いて過ごしてたなー。(当時の店長やスタッフ全員に感謝を伝えたい!笑)
※配属後初の歓迎会で鼻血を出した謎の思い出が蘇る。若き自分よ、アイスブレイクが過ぎるぜ・・・
笑顔でピースすな。鼻血止めるかどっちかにせぇ。
思い出の立川駅NEWDAYS前。
ドットの主張が強めな手前の人がわたし。絶対にこの時代でも、もう流行ってないポーズを店員さんに向かって全力でやるスタッフ勢。(愛おしい)
そんな私も気付けば27歳。今年で28歳。もうしっかり大人じゃないか、私・・大丈夫かよ・・まあ、でもなんだかんだいつも楽しい。平和。幸せ。という毎日を送っています。
人生唯一の暗黒時代、とことん『闇堕ち』した1年間。
入社して2年が経った頃、ショップでは店長の次の「サブ」というポジションになっていた私。自分に会いに来てくれるお客様も増え、少し調子に乗っていたあの頃。「なんか物足りないなー。」「販売なんてチョロいな。もう飽きた」という浅い気持ちで退職を考えだす。
その後、チャンスをもらって本社に異動させてもらったり、周囲は私に十分すぎるほど環境を準備してくれた。だけどそれにも言い訳して逃げた。
結局わたしは、「これからどうやって生きていくんだろう?」「歳を重ねてもこの仕事を続けるイメージも、金銭的にも一生生活していけるイメージも沸かない・・」という不安から、本社異動後、結果も出さぬまますぐに退職を決意。円満退社ともいえない。辞めたことに後悔はないけど、辞め方と辞め時には後悔が残った。浅はかだったし、きっともっと勉強できることもあった。何より、いま大事にしている、「恩を返す」ということが出来なかった。
―――逃げから始まった「フリーター」の道。
退職後は、もちろん何かが順調な訳もなく、考える時間があるとどんどん『闇堕ち』するので考える暇もないくらい働いた。トリプルワークの50日間休みなしとか平気でやってたなー。カラッポな自分に気付きたくなくて必死で、昼夜逆転して、どんどん擦れてマイナス思考になっていくのがわかった。
(ここでは語れないような暗黒時代のエピソードはまたいつか歳を重ねたら笑い話にして書いてみたい)
原点に戻る。大事な人の『誇り』になれるよう生きたいと思った。
フリーター生活4ヶ月目を迎えた時、心も体も蝕まれて「何がだめかわからんけど、このままじゃだめや・・」と毎日焦りを感じるようになった。
上京して2年が過ぎ、とある日に母親との電話で初めて「もう地元帰ろうかな・・」とこぼした私に、「そうか、帰っておいで」と言われると思ったら、母からは予想外の返しが。
「えー!せっかく東京に出て2年も頑張ってきたのに?」
「どんな毎日で、何が辛いかとか分からんけど、仕事がなにでも、正社員やなくても、親に一回も頼らず、自分のお金で生活して立派やん。」
「お母さんはさゆに毎日会いたいよ。でもこっち(地元)の生活にきっとさゆは3日で飽きるよ。しんどくても刺激がある方を選びたい人なのを知ってるから。一旦もうちょい(東京で)やってみれば?」
30年以上同じ会社で勤める会社員の父に、成績優秀で真面目な兄。私が大学には行かず東京でアパレルの仕事をする、と決めた時も少し不安な顔をされた。厳しい母だったので、フリーターな娘のことなんて「早く帰ってちゃんとしなさい」と思われてると思ってたけど、予想外すぎて、言葉が出なかった。
でも、少ししてから、わかった。
「ああ、お母さんは私を"1人の大人"として、ずっと信じてくれてたんだ。」
さゆなら大丈夫。と離れている娘に不安もあっただろうに、いつも断言してくれていた母の強さと愛を感じて、涙が出た。ああ、変わらなきゃ、ここにいちゃだめだ。「ここにいちゃだめだ」という道を選べるように育ててくれた親に、返さなきゃ。
「お母さんとお父さんが離れてても安心できる、立派な会社に勤めよう。」
「どんな仕事でもやろう。でも、きちんと活躍できる場所を選ぼう。」
「ちゃんと活躍して、大事な両親の誇れる人間になるんだ。」
長くなってきたので続編に続きます。これ、読みたい人いるのかな?w
わからないけど、せっかくなので書き進めてみます~