保育園や幼稚園選びで迷ってるそこのあなたに読んで欲しい!後悔しない園の選び方。

秋も深まる10月。
子供を翌年度から保育園や幼稚園への入園を考えている親御さんにとっては、とても大切な時期になります。

保活や幼活について調べるとよく出てくるのが見学会。

近年はコロナによる影響も少なくなり、見学会を再開する園も増えてきました。

「見学会っていうけど、そんなに大切?」
「近い園に希望を出すから、特に見学会に重要性を感じていない」
「そもそも希望する園に入れるとも限らないし…」

そんな意見の方々もいらっしゃるかもしれません。
が!もしお時間に余裕があるのであれば、
園の見学は必ず行ってほしいのです!!

実際、保育環境や体勢が原因で子供に被害が及んでしまう事件等をニュースで見かけることが増えています。

最近では幼稚園バスに置き去りにされてしまい、幼い女の子が命を落としてしまう悲しい事件も発生しました。

保護者が実際に自分の目で保育環境や、実際に通園する子供たちの様子を見ることができるのが、この見学会なんです!

私も実際に、10月中旬まで3歳の息子を保育園に通園させていました。
現在通っている園は家から遠い場所にあり、大人の足でも40分ほどかかります。

保活の当初は遠いこともあり、眼中にもなかった保育園でした。
しかし見学した結果、ここなら自信をもって、子供を安心して預けられると実感したのでこの園に通うことを決めました。
確かに送迎はとても大変です。園内に駐車場があり、希望すれば車通園もでききるので、それに本当に助けられた点もあります。

それでもこの園でよかった!と改めて思っています。

年末に引っ越しと第二子の里帰り出産のために、惜しまれつつも退園の形となりましたが、自身の保育園見学の視点に間違いはなかった!と自信が付いたので、引っ越し先で通う予定の幼稚園の見学をする際にもとても役に立ちました。

今回は私の目線になりますが、ここを見てほしい!というポイントを3つお伝えします。
保育園・幼稚園見学をこれから行う方、見学しようか迷っている方にとって参考になればと思います。

■園見学ではここを見て!おすすめ見学ポイント3選

①説明をしてくれる(副)園長や先生たちの熱量

説明会に行ったとき、説明してくれる先生たちはどのくらいの熱量をもって子供たちの話をしてくれますか?
子どもたちが作った作品について、どれだけ背景を理解して、実際の子供の反応を含めて話をしてくれますか?

認可・認可外保育園、幼稚園と、見学会や説明会では園長先生や副園長先生が子供たちの日常の様子を説明してくることが多いです。
園の方針、行事内容など、いろいろなことを話してくれるかと思います。
その中で、その先生はどれだけ自分の園の子供たちについて語ることができるでしょうか。

自分の園の子供たちについて語ることができる人は、
それだけ子供たちの日ごろの様子に目を向け、関心をもち、積極的に保育に関わってくれる先生であることが多いです。

実際に通わせている保育園を見学してみようと思ったきっかけが、子育て支援センターにたまたま来ていたママたちに「あの園長先生、熱量すごいよ」という話を聞いたからでした。
園長先生の話が良い意味で本当に長かった…。笑
でも、それは話し方が悪いのではなく、子供たちの日々の様子、直近であったイベントとその作品ひとつひとつの説明、途中で出会った子供たちによる足止め(園長先生が通ると、園児がみんな園長先生がいる!!と寄ってきました)によるものでした。

結果、園長先生の熱量が忘れられず、主人とも相談して第一希望の園とすることにしました。

②先生と子供たちがどう触れ合っているか

見学会で一番見てほしい点であり、子供たちの様子も見ることができる絶好のチャンスです。

ここでも抑えてほしいポイントが、子供たちが先生たちをどう触れ合っているか。ということです。

子供は正直です。
そして大人のことをよく見ています。

好きな先生には積極的に話しかけますし、自分から遊びに誘いに行きます。

なので子供達の様子をしっかりみることができれば、そこを通して保育士さんが日常的にどれくらい触れ合っているのかわかるかと思います。

③保育士の配置人数について

実際に保育にあたる保育士の配置基準をご存じでしょうか。

0歳児…子供3人に対して保育士1人
1歳児…4人に対して保育士1人
2歳児…5人に対して保育士1人
3歳児…20人に対して保育士1人
4歳児以上…30人に対して保育士1人

と、年齢別に定められています。
また近年では待機児童問題や保育士不足によるものから、基準の緩和もされています。

実際に見学の際に、基準を満たした人数で保育を行っているのか、確認する必要があります。
併せて質問の場で、もし保育士自身が体調不良となったり、家庭の事情で休まなければいけなくなった場合、代わりの先生を配置することができる体制が整っているのか。
これは必ず確認をしなければいけない点です。

近年でいうと、新型コロナウイルスに保育士やその家族が感染したことで出勤ができなくなり、保育の体制が整わずに休園となった園もありました。

実際に私の息子の通う園でも2022年の年始に園の関係者で初めて新型コロナウイルスの感染者が出ました。
子供たちだけではなく職員の先生たちや保育士の先生たちにも広がりました。
毎日のように園から現状の連絡があり、感染が広がっていた時期には「休園できるかギリギリの状態」と連絡が来た日もありました。

幸い系列園から職員を派遣してもらい人員不足にならないよう、体制を作っていただけたこともあり、保育士不足による休園は一度も発生しませんでした。

保育士の人数が足りないということは、大人の目が届かず、何かしらの事故が発生する可能性が高くなります。
また、今回の新型コロナウイルスのように休園とならざるを得ない場合もあり、自身の仕事にも影響が出てきてしまいます。

書面によるものだけではなく、実際に自分の目で確かめて聞いてみてほしいポイントです。

■子供たちが1日の半分以上を過ごす場所。可能な限り見学を!

保育園や幼稚園に通うことが決まると、1日の半分以上を園で過ごすことになります。0歳から保育園に通うとなると、産まれて数ヶ月後から小学校に入学する直前まで園に面倒を見てもらうことになります。

もちろんその園を決めるのは、私たち親なんです。

確かに毎日のことなので、通いやすさや設備の充実も大切だと思います。
が!
子供達が通っていて楽しいと思ってもらえる園を選ぶことも、とても大切だと思います。

今回の目線が、保育園や幼稚園を選ぶ一つの基準となってくれることを祈っています。

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