クセが強い迷惑メールに、うっかり感心してしまった件
こんなメールが届いた。
「ガチャピンの妹の暴露」だ。
斜め上からの刺客である。
ちょっと感心してしまった。
迷惑メールといえば、「高額当選のお知らせ」とか「有名人かのデートのお誘い」とか、「いかにも怪しいな」というのが定番だった。
でも、この「ガチャピンの妹」という新キャラは完全に不意打ち。
誰が考えたんだろう、この発想力。
ガチャピンというみんなが知っているキャラクターを題材にしながら、
「中の人が妹の私」という裏設定をぶち込んでくるなんて、なかなかのセンスじゃないか。
しかも、最後の一文が、
「どうだ、ウィキに書きたくなるだろう?」
と言わんばかりだ……
冷静に考えれば、「これ、ウィキに書かなくちゃ!」なんてなる人はいないはず。これを真顔で送ってきた人がいるのかと思うと、ちょっと心配にすらなる。
ここまでくると、迷惑メールというより、「大喜利」や「ボケて」に近いノリだ。実際、「ちょっとおもしろいからクリックしてみてあげようかな。」という気持ちすら抱きそうになった。
でもそこでリンクを開いたら、待ち受けているのはウイルスだ。
絶対にクリックしてはいけない。
真面目なメールでも、添付されたURLは直接クリックせず、自分で検索して確認するようにしている。
いくら注意していても、普段からもメールからクリックするようにしていると、いつか、うっかり押してしまいそうで怖いからだ。
迷惑メールも進化している。
以前は日本語の違和感だらけだったものも、最近は文章が洗練されてきている。
とはいえ、面白いからといって油断は禁物。
今回のような、ツッコミたくなる笑いのエンタメに引き込まれつつも、注意を怠らないことが大事だ。
気をつけていても、年を重ねると判断力が鈍り、どんどん疎くなるもの。
そこだけは肝に銘じておきたい。
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