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セブンの『うれしい値』が、なんだか『違うよ値』な件について
「うれしい値」と言われたら、それなりに期待するのが人情。
セブンイレブンの「うれしい値」を見て、「えっ値下げしたの?」と期待してしまったが、いやいや、上げ底とパッケージ詐欺のセブンだぞ?
そんな簡単に「釣られないよ値」と身構えるのは自然な反応だろう。
実際、値引きというよりは、小さくなって質を落としただけで「え?値引きしてないよ値?」と感じてしまった。
確かに値引きしてるなんて一言も言ってない。
「お手頃価格」を並べただけで、実際は小型化と質の低下で単価を安く見せかけているように感じる。
値引きの錯覚を誘導しているのだ。
さんざん値上げされた商品が10円だけ安くなったところで、「50円値上げだったものが40円値上げになっただけじゃない?」と思ってしまう。
期待させられる分、落差が大きく「がっかりだ値」になる。
そもそもコンビニの商品は、スーパーやディスカウントストアより割高感がある。
最初から「お得じゃないよ値?」と感じることが多い。
それでも、私はコンビニで買う理由があるのだ。
利便性、オリジナル商品の安定したクオリティ、そして「失敗しない」という安心感。
だが、値引きを前面に押し出すと期待と現実のズレが生じ、「そこじゃないよ値」という違和感につながる。
もともと「ちょっと高くても食べたい!」と思わせる商品だったのに、その魅力を自ら台無しにしている印象が強い。
「うれしい値」が嬉しくない理由は、期待を膨らませすぎたキャッチコピー、値引きしてる感の誘導、そして過去の悪評による警戒心。
本来、「うれしい」は消費者が感じるものなのに、売り手側から押し付けられると違和感を覚える。
これはいわば、「感動をお届けする映画」レベルのナルシズム。
それ、制作側ちゃう、観客が決めることよ。
セブンイレブンが本当に「うれしい値」を実現したいなら、消費者が納得できるお得感を提供するしかない。もちろん、上げ底やパッケージ詐欺なんて論外だ。
「うれしい値」が本当に嬉しいと思える日を期待しつつ、「株価は底値」だけは勘弁して値。
さて、「値」は何回出てきたでしょう?
数えてみると、なんと23回だ値(←あ、これで24回目)。
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