葉桜

こんにちは。佐野です。

今日は天気が良かったので散歩をしてきました。
先月は桜色に満ちていた道が、今は青々とした生命力を感じさせる緑色で満ちていました。

昨年の今頃は仕事関係でいろいろあって、こんなふうに季節の移り変わりを感じる時間が無かったからこそ、今年はそのありがたみが身にしみました。

葉桜と言えば、橋本紡さんの『葉桜』。好きな本の1つです。
清々しいのに、どこか不穏な景色もあって引きつけられてしまう1冊です。
毎年この時期になると読みたくなって、本棚から引っ張り出してきて夜な夜な読んだりしています。
学生の頃は、ただ勉学に振り回されて何も青春ぽいことが出来ずに終わっていくと嘆いていましたが、今振り返ってみると友達と帰り際に駐輪場で長時間話し込んでみたり、好きな先生のもとへ質問に行ってみたりと、なかなか楽しい日常を送っていたのだなと思います。
学生の頃を思い出すと、夕暮れ時をよく思い出すのは、その時間が一番楽しかったからでしょうね。あの1日の授業が終わった解放感と気怠さが入り混じった感覚は、あの頃しか味わえないものだったのでしょう。

恐らく、今の辛くてしんどい毎日も後から振り返ってみれば「あぁ、こんな日々もあったな」と懐かしむことが出来るのでしょうか。

どうか、周りの皆様、そしてこの記事を見つけてくださった方が健康でありますように。なんとか生きのびたいものですね。

では、今日はここまでにします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?