見出し画像

ジャッキーの経歴が載っているサイト(日本、中国、アメリカ)を見比べてみたらなかなか面白い事に

私も毎日のように拝見しているのですが
ジャッキーの経歴が載っているサイト

noteの記事を書くには必須ですね~個人的な経験や思い出だけではね、やはり個人の思いが強すぎてアレになっちゃうので。1ミリでも良いから客観的な視点も入れたいな~なんてな事を思いながら書いています。

この記事では日本だけではなく、中国、アメリカ各国のサイトを拝見してジャッキー・チェンという人物をどのように捉えられているのかを少々考えてみたいと思います。

まずは日本語のWikipedia

いや~大変お世話になりっぱなし💦

生い立ち、経歴、俳優活動、人物に加え日本との関わり(ファンクラブや内村光良さんとの関わりも)、三菱自動車との関係、スタントチームのメンバーが掲載されているのが大きな特徴。
日本語のWikipedia以上にジャッキーの経歴をここまで詳細に掲載されている日本語のサイトは見かけないですもんね(他にもこんなサイトあったよ!というものがあれば教えて下さい~)

やはり70年代、80年代ではジャッキーと日本との関わりはジャッキーを語るうえで重要だと思いますし、ジャッキー自身も日本という国、日本のファンを大切に思っているのがわかりますね(^^)

日本のサイトは、ジャッキーと周りの人との関わり、交流のさまと描いている書き方が特徴ですかね~。その方の人となりが常に作品(の評価)とリンクしている感じ。

もちろん、上に書いた70年代、80年代に日本で起きたジャッキー・チェンの爆発的な人気を肌で感じたのは日本だし、それだけに貴重なエピソードの数々が存在しています。

視点を少々変えると、逆に今現在のジャッキーの情報がほとんど見受けられない。記されているものがごくわずかしかないというものがあるんですけども💦>この状況は今現在新たにジャッキーのファンになった方々にはなかなか情報を入手できなくて辛い感じですね。少しでも改善できたら良いんですけどね。


次に中国語の百度百科

本当は中国語版のWikipedia(維基百科)を持ってきたかったのですが、英語表記のものとあまり変化が無かったようなので、純中国産のサイト百度百科を。

一番最初の出生の表記から中国香港となっているので、そういうとこが中国やな~と思いますね。

最初に出てくる簡略化された経歴の掲載部分が日本と少々違う色が出ていて面白いですね。
蛇拳、酔拳→ヤング・マスター→ポリス・ストーリー1→ポリス・ストーリー3→新ポリス・ストーリー→レッド・ブロンクス→ラッシュアワー→ラッシュアワー2→NEWポリス・ストーリーで金鶏奨最優秀主演男優賞受賞したのを掲載。(一応書いておきますと、NEWポリは中国本土の賞以外でも台湾金馬奨、香港电影金像奖でも色々受賞しています)

金鶏奨とはなんぞや?と思った方。以下の記事にNEWポリ受賞の話を少し詳しく書いています。>この作品でジャッキーが最優秀主演男優賞を受賞したのは、中国全体にとっても結構大きな意味を持っていたのかも知れないですね。

他には、日本のサイトには書かれていないのに81年「伊賀忍法帖」で真田広之、渡辺典子(敬称略)と共演した事が書かれています。日本ではカメオ出演している?(よくわからん)と噂レベルのもののようなんですが。劇中に出てくる黒騎馬隊の1人じゃないかと言われているようです。

あと、日本人の私から見たら意外なんですけども「ラスト・ソルジャー」「1911」の取り上げられ方が大きいですね。初めての中国本土の監督とのタッグ、中国本土の制作会社(本格的な?)タッグの影響があるのでしょうか。

中国のサイトは2000以降、特に2010年以降の情報が充実していますね~。これはジャッキー自身が今現在中国本土での活動に重点を置いているからなんですけども、テレビ番組にも多数出演しているみたいですし、多分毎日のようにテレビでジャッキーが観られている環境は、少々羨ましいかなと思います。

最後に、アメリカのWikipedia

日本、中国と来てやはり気になるのは、アメリカでの取り上げ方ですね。
最初に書いてある簡略化されている経歴の部分では、どのようなタイプの映画を作っているのか、アクション、スタントの事も取り上げられていますね。その辺は日本と少し似ています。

5歳より子役として映画作品に出演していた事や、元マネージャーのウィリー・チェンとの出会い、「蛇拳」「酔拳」作品周辺の話、「ラッシュアワー」までの栄光、挫折、その他もろもろが結構細かく描かれています。そういう経歴は日本よりアメリカの方が詳細に書かれている事はあります。

「ラッシュアワー」大ヒットの後で刊行された自伝である「I am Jackie Chan 僕はジャッキー・チェン」の影響もあるのかもですね

アメリカで特徴的な部分は、90年代のシルベスター・スタローンとの関わりや「レッド・ブロンクス」でのアジア映画初の快挙となる全米興行収入初登場1位異例のヒットの後にアメリカで劇場公開されたという「ポリス・ストーリー3」の事を取り上げられていたり
やはりハリウッド作品の話が少しだけ詳しく書かれてありますね。ラッシュアワー制作時、子供たちの手本となるよう台詞から「fuck」の言葉を取り除くように監督に申し入れをした事や
ラッシュアワー、シャンハイシリーズ作品で成功したにも関わらずジャッキーはハリウッドでの映画制作のシステムに不満を持っていたのも書いてあるwそういうとこアメリカ好きだな~w

あとアメリカで特徴的なのは、アカデミア(学問)という欄がある事。

Academia
Chan received his honorary Doctorate of Social Science degree in 1996 from the Hong Kong Baptist University.[99] In 2009, he received another honorary doctorate from the University of Cambodia,[100][101] and has also been awarded an honorary professorship by the Savannah College of Art and Design in Hong Kong in 2008.[102]
Chan is currently a faculty member of the School of Hotel and Tourism Management at the Hong Kong Polytechnic University,[103] where he teaches the subject of tourism management. As of 2015, he also serves as the Dean of the Jackie Chan Film and Television Academy under the Wuhan Institute of Design and Sciences.[104]

ジャッキー・チェンWikipedia(英語)より

学問
1996年に香港バプティスト大学から名誉社会科学博士号を授与され[99]、2009年にはカンボジア大学からも名誉博士号を授与され[100][101]、2008年には香港のサバナ芸術デザイン大学から名誉教授職を授与されている[102]。
チャンは現在、香港理工大学のホテル・観光管理学部の教員であり[103]、観光管理という科目を教えている。2015年現在、武漢設計科学院傘下のジャッキー・チェン映画テレビアカデミーの学長も務めている[104]。(DeepL翻訳)

この部分は日本でも中国でも見なかった視点のものですね。結構びっくり
やはりジャッキーは、自身が経験してきたものやノウハウを教える事によって継承していこうとしているのがわかる。それと共に、アメリカという国が経歴部分で学歴も重要視しているのが伺えますね。アメリカの映画製作者、俳優さんにしても高学歴な方々が多いですからね。

それと、ジャッキーが影響を与えたとされている外国の作品(アニメ、ゲームを含む)も紹介していますね。こういうのもアメリカっぽいな~
まードラゴンボールや、スーパーマリオなども影響を受けたとされているようです。確かに日本のウィキにも書いてあってもおかしくないレベルの話。

政治的な部分も、香港返還を経て民主派から親中派へ移行しているや
ジェイシーの大麻所持逮捕の事、その時のジャッキーのコメントも。
日本人の私からすると、結構突っ込んだ書かれ方をしているように感じてしまいますね。

でも日本人には触らぬ神に祟りなしのようなスタンスで、少々面倒な話題にはすぐ蓋をしてしまう部分がありますね。>見ないふりをしてしまっているんじゃないかというのを気づかせてくれますね~アメリカのWikipediaには。発見がいっぱい


今回は日本だけでなく中国、アメリカでのジャッキー・チェンの経歴の書かれ方、それぞれの国でどの部分に注目されてジャッキー・チェンという人物が見られているのかがこれだけでも少し垣間見えましたね(^^)面白い~

今までと少~しだけでも違う角度からのジャッキー・チェンもまだまだ見てみたいですね。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます(^^)




いいなと思ったら応援しよう!

さーみぃ
私はジャッキー・チェンを良く知らない、最近知ったばかりの方へ向けて記事を書いていきたいな~と思います。 メリケンコさんのYouTubeで訳詞を提供しております。そちらもどうぞ https://www.youtube.com/c/moriatomerikenko/videos