ジャッキー、若手への苦言?を紐解いてみる
最近、日本でジャッキーの報道が久々にあったんですよね。
記事にもなっているのですが、テレビでも結構長い時間取り上げて頂いたりしたらしいのです。
いや、取り上げられるのは良い事だとは思うのですがね~
なんでその部分だけ?????
上記の記事の中で、中国中央テレビ(CCTV)のインタビューを受けた時の発言となっていますね。
先ずはここから調べてみよう。
あの記事の元になっているインタビューはこちらになるようです。>違ってたらごめんね
中国中央テレビと、こちらの中国电影频道の関係性はよくわかりませんが💦
何についてインタビューを受けているのかというと
金鶏奨受賞時と、ジャッキーのこれまでの道のりについてのインタビューが大半を占めている
んですよね。
金鶏奨とはなんぞや
一応Wikipediaを持ってきてみました
81年から創設された、中国における映画界の最高賞。中国版アカデミー賞とでもいうべきなんでしょうか。
百花奨・華表奨と並び「中国大陸映画の三大賞」の1つとされています。
当初は中国本土の作品、人物が対象になっていましたが
2005年に台湾、香港の作品、人物も選考対象になりました。
2005年の前年(2004年)に作られたジャッキー作品と言えば。。。
この作品。こちらが大きく関わってくるのです。
その賞とジャッキーとの関係は?
上記の方で、金鶏奨は2005年に台湾、香港の作品、人物も選考対象になったと書きましたが
それで起こった大きな事。「NEWポリス・ストーリー」で
最優秀主演男優賞:ジャッキー・チェン
受賞となったのです。
その他にも
最優秀作品賞
最優秀助演男優賞(ダニエル・ウー)
最優秀録音賞
などや、百花奨でもジャッキーは最優秀主演男優賞を受賞しているようです。
改めて「NEWポリス・ストーリー」の作品の持つ力を感じますね。>監督:ベニー・チャンは本当に凄い。
上記の金鶏奨受賞時の様子をインタビューで答えているのですが
自分でも信じられない、頭が真っ白だと(DeepL翻訳を参考にしています)
「NEWポリス・ストーリー」を作る前に、いろいろな役がやりたいなど苦悩があって制作した結果がこの受賞となった。
その時にジャッキー自身も今まで以上に感慨深いものがあったようですね。
この作品でジャッキーは、昔は有能で(ある意味)スーパーマン的強さを持っていたのが、1つの事件をきっかけにとても臆病(ジャッキー曰く)になった警部という役を演じているんですけども、演じていくうちに
ジャッキー・チェンは泣いても良いんだ、ゆっくりでも良いんだ
(と感じるようになった)
今までも、「僕はスーパーマンじゃない」という発言はたびたびあったのですがこの作品を通じて、もうそこまでスーパーマン的な役割を無理やり演じなくても良いと「実感」したという事なんじゃないかなと。
そして今までと違うものを作り上げた結果が評価されたのでは?とジャッキーは思っているようです。
その後インタビューは、ジャッキーのこれまでの道のりをご紹介
内容は上記の動画をご覧になってね(^^)>オススメ
アクションシーンを制作した時の苦労話。
その最後にジャッキーが若い方々へ向けて言いたい事として
今(やるべき事に)一日、一年と一生懸命取り組めば
未来の自分に感謝されるよ(かなーーーり意訳)と。
その後に、日本で切り取られている記事の内容の発言が続きます。
日中でも賛否両論その他色々意見が出てたような気がするんですが
私が日本の記事、元のインタビューを拝見した感想としては
・ジャッキーが少々お怒りだった若手の態度には、ジャッキー及び成家班に頼めばカッコ良く魅せてくれるだろうという虎の威を藉る狐的な驕りがあったのかも知れない。
・ジャッキーはやはり誰よりも努力をし、身体も張ってきた自負があり、
それが時々自分以外の(多分そこまで親しくない方々には余計に)方々が努力をしていないように見えてしまう瞬間がどうしてもあるのではないのかな。
どちらも誰にでもある些細な瞬間であると思うし、どちらが良いも悪いも思わないし(何かを感じた当事者がなんらかの行動を起こせば良いだけ)
犯人捜しなんてもってのほか。
話の本筋から大いに外れすぎていると思いまーーす。
てか、できれば上記に書いた金鶏奨の主演男優賞は
今のところ香港の俳優として受賞したのはジャッキーだけ
という部分を含め、苦言以外の内容を重点的に伝えた方が良いんじゃないでしょうかね?>老害世代のファンは思うのであった。
最後に、某テレビ番組で放送された内容で
「バイキング」という番組で、日本で出た記事を受けて組まれた特集コーナー的なものがあったようなんですが、絶対に訂正しなくてはいけない箇所があったようですね💦
極力スタントマンは使わない!(これもちょっとおかしいんですけど)の
”師匠 ブルース・リーの教えで”
いや、大変お世話になった大先輩には違いないが、リーさんがジャッキーの師匠であった事は無いから。
リーさんは役者、武道家ではありましたが「映画」には主役を引き立たせるやられ役が必要。そこで当時スタントマンであったジャッキーやサモ・ハン、ユン・ピョウその他名だたるスタントマンがリーさんの作品に出演しているのです。そのリーさんの作品とジャッキーが制作してきた作品を地続きに考えるのは少し乱暴だなと思います。
有村昆さんの発言「足首骨折してギプス。。」の作品は「ナイスガイ」ではなく「レッド・ブロンクス」他のファンの方々も指摘してましたねwここは間違えちゃアカンとこ。>マジ訂正してほしい
あ、言っとくけどもジャッキー主演作品でも特殊効果、CGなどもあからさまな名言はしていないけども普通に使って映画制作をしています。自身の身体を酷使するシーンの割合が多いだけ。
あーあ、どうせ話題に上るならもっとハッピーな記事が見たいですね~(^^)
最後まで読んで頂き、ありがとうございます(^^)