さかな

日常で起きていることや調べたことを、あれこれこねくりまわしている思考の記録と忘備録。 …

さかな

日常で起きていることや調べたことを、あれこれこねくりまわしている思考の記録と忘備録。 JBNというWeb制作会社でデザイナー、ディレクターを5~7年経験。今はお客様のWebマーケティングや営業活動の支援を行なっています。 ただの酒好きで杜氏の妻。

マガジン

  • マーケティングのメモ

  • 日記とメモ

  • コミュニケーションを考える

    人とのコミュニケーションに関する書籍や知識、感じたことの忘備録的なものです。

  • 授業計画

    デザイン科のディレクション授業の計画の記録

  • Webサイト制作のメモ

最近の記事

情報が役にたつとき

本の効能は、自分の経験や考えの輪郭を明らかにしてくれること。 そんな話を今日同僚としました。 本当の意味で理解できるかは、経験と結びついている返信はすぐにしたほうが良い 言われなくてもホウレンソウ スケジュールは先回りすべし ご機嫌でいる ビジネス書なんかを読むとやったほうがいいことというのはたくさん転がっています。 読んで「正しいよね」と思えることと、自分の中に落とし込めるほど理解できるかは別物です。 自分の体験や知識の蓄積に、ふれる情報。言語化されていなかった

    • 多様性が活きるチームを考える

      最近、とある大学のゼミでのエピソードを聞きました。多様性を活かすチームという視点で、面白いなと思ったので考えたことの記録です。 (又聞きした話なので、実際と違う部分もあると思います) オンラインショップの企画をする課題でチーム分けをした時に下記のようなチーム分けがされました。 ①日本人が6~7割で他は留学生のチーム ②日本人が2割で他は留学生のチーム(それぞれ、国も違う) ①の場合は留学生と日本人とお互いに気を遣い合いすぎてコミュニケーションが難しく、日本人同

      • オープンでフラットなコミュニケーションとは

        今日は会社のメンバーと、オープンでフラットとは。コミュニケーションとは、という議論をしました。その時に考えていたこと・話していた内容のメモです。 「オープンでフラットなコミュニケーション」ときくと、私は真っ先に「心理的安全性」が浮かびます。 昨今は「心理的安全性」は多くの企業でも注目されていますが、いまだに誤解の多い言葉でもあります。 高圧的・威圧的な態度がある環境で、多くの人が意見が言いづらくなってしまう、というのは悪い組織例として想像に硬くない状況です。けれど、お互い

        • 「上手にデザインができない」という悩みを受けた話

          20代前半の社会人1年のデザイナーさんと、仕事についてお話しするタイミングがありました。 少し前まで、うまく仕事が進められなくて落ち込んでいたそう。 上手にデザインができなくて悩んでいる パターンを出せ、と言われた時にどういうパターンを出したらいいのか、わからなかった モーショングラフィックが自分に合っていそうだから、そこを中心に頑張りたいと思っているけれど、どうか というお話し。 その方は、アイコン作りは得意なのだけれど、ページ全体のデザインとなると先輩から指摘も多

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          14本
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          1本
        • Webサイト制作のメモ
          1本

        記事

          指摘ではなくて、おすすめする

          仕事の中でWebサイトを見てなんやかんやフィードバックしたり、お客様が書いた記事をみてあれこれ言ったり、配信するメールを見てお話しすることが多い。 その時に、個人的に気をつけていることがあります。 「否定されている」 「やったことが間違っていたんだ」 という気持ちにさせたらイカン!と思っています。 社内のディレクターメンバーで、最近こちらのツイートが話題にあがりました 私はどちらかというと物事を否定的に見てしまうので、言い方も油断するときつくなってしまう(と自己評価して

          指摘ではなくて、おすすめする

          小さなチームから、マーケティング活動を広げるとき

          「マーケティング」をサービスとして掲げている企業には、経営者も合意のもとで相談がくる。というイメージがあります。 経営者が顧客獲得の課題を感じていて、マーケティング強化が企業課題として掲げられている。 けれど、うちの会社はちょっと違う。 最初の相談のきっかけは(多くの場合)Webサイトの立ち上げやリニューアル。 顧客獲得にぼんやり課題は持っているものの、本腰をいれてマーケティングを強化しよう!という企業は少ないほう。 お仕事をうける私たちからすると、Webサイトはマーケティン

          小さなチームから、マーケティング活動を広げるとき

          個のせいにしない仕組みを考える

          仕事だろうが私生活だろうが、急にトラブルや「やっちまった」な出来事に見舞われることがあります。 トラブルにあった時に対策は誰しも考えるかもしれませんが、その時に「もっと気を付ける」「もっと確認をする」みたいな個の注意点の改善に落とし込んでしまうと、2回目・3回目が必ず発生します。 私はとんでもなく忘れっぽい(というより興味のあること以外が絶望的に覚えられない)ので、私生活と仕事問わず忘れ物・物忘れが多発します。 例えば、忘れ物が無いように前日に準備していたとしても、準備した

          個のせいにしない仕組みを考える

          お得意様になりたくないひとの意見に耳を傾けてみた

          個人的に、興味深いなと思うツイートに出会いました。 マーケティングを語る情報や書籍の中では、 ・よく利用する常連 ・たくさん買ってくれる人 などのいわゆるロイヤルカスタマーには「特別扱いせよ」という話が一般論として語られているように思います。 ずっと昔から「お得意様」という存在はあったわけで。 この「お得意様扱い」をうけると、「店から遠ざかる」と答える人が少なからずいるようなので気になる存在になってしまいました。 「遠ざかる」という選択の裏にどんな感情があるのか。気になり

          お得意様になりたくないひとの意見に耳を傾けてみた

          Webの記事を書くときは、文字数よりも見出しを目安にする

          Webマーケティングやコンテンツマーケティングが注目されていて、自社で情報発信に力を入れよう企業が増えました。 今日「Webの記事はどのくらいの文字量をかくべきか?」という質問をいただいて、考えてみたり同僚と話したりしたので、記録しておきます。 目安の文字数はあるのか?SEOの世界では、文字数や文章量のことが語られますが、「目安の文字数のクリア」が目的になってしまうとうまくいきません。 文字数は、実はそんなに気にしなくても大丈夫です。なぜなら、相手に伝えることを意識すれば、

          Webの記事を書くときは、文字数よりも見出しを目安にする

          マーケティングに大切なことは「想像力」

          HONE inc.の代表、桜井さんのnoteを読みました。 私はマーケティングという広い領域の中でも「Webを使った広報」というかなり限定的な領域を担当する立場ですが、桜井さんのブログではとても参考になる情報をいつもいただいています。 そして、今回の記事の最後の「想像力」については共感しかありません。 今となってはマーケティングの書籍や情報が溢れかえっています。 書籍も、著者の実践の中から発見した成功体験や知識を教えてくれるものがたくさんあります。 どれももちろん正解では

          マーケティングに大切なことは「想像力」

          目先の手法に囚われそうになったら、全体像を振り返る

          2.3年前から、会社でデジタルマーケティングの領域もサービス化することになり、企業の支援担当になりました。 昨年までは自分の不勉強もあり、進めていくとあれこれやるべき事が見つかって、クライアント側からも様々な意見が生まれて、かえって進められなくなる、という事態にもがき苦しんでいました。 そこから意識的に行うようにしたのが、全体像の振り返り。 今取り組んでいる施策が、クライアント企業の営業や広報活動の全体像の中で、どこに組み込まれるどんな施策なのか。 クライアントと対話する

          目先の手法に囚われそうになったら、全体像を振り返る

          デザイン授業の準備、はじめます⓪

          ※準備段階の情報発信の許可をいただいたので、自身の記録や改善点の振り返りとして情報を残します。 先日、母校の先生から声をかけていただき、美術大学の授業の7回分ほどを一緒にやってみないかと、お話しいただきました。 大学で何かを教えるには、圧倒的に知識も経験も足りないと感じているし、正直自信はない。けれど、何か伝えられることがあるのなら取り組んでみたいし、いろんな面で自身の学びにもなるだろう。 ということで、引き受けさせていただくことにしました。気になるところがあれば、是非いろ

          デザイン授業の準備、はじめます⓪

          Web活用を活性化させるために必要な、評価基準の見直し

          すっかり、春になりました。 4月を新年度としている企業も多いですので、この時期に新しい部署に異動したり昇進したりで、自身の業務内容に変化があった人も多いのかな、とお客様をみていて感じます。 地方企業でWeb活用やコンテンツ作成を始めたときに、よく直面するのが「リソースがない問題」だと思います。 多くの地方企業の場合、マーケティングの活動は営業部署で兼業で担うことが多くあります。 しかし、営業の評価基準は「どれだけ成約できたか」という金額で現れるところが中心。 すると、いつ

          Web活用を活性化させるために必要な、評価基準の見直し

          役立つユーザー調査のための考え方

          お客様からアンケートについての相談が増えていて「アンケートで本当に欲しい情報が得られるのか?」と悩んでいたところに、同僚からタイムリーな記事があるとWACULさんの記事を共有してもらいました。 顧客調査について調べたこと・考えたこととのメモです。 結論から言うと、必ずしもインタビューが最適というわけでは無い。そもそも調査の目的とターゲットを明確にすることと、調査手法の特性を知ることが重要。という考えに至りました。 WACULさんの記事はこちら 誰のニーズを聞くのか?WA

          役立つユーザー調査のための考え方

          採用の現状と、採用マーケティングのメモ

          採用について、ここ最近いろいろと調べてみたので、メモです。 採用の現状地方の応募はどんどん厳しくなる傾向 そもそも学生の絶対数が減っている 倍率は1.5倍 23卒は、過去3年の中で最も辞退率が高い(内定が出る確率が高い) コロナ禍を経て、大企業を志望する揺り戻しが起きている 学生の傾向 ワークライフバランスへの関心は高いが、自己成長への関心が最も高い かなり早い段階で内定が出ている(5月の時点で58%) 売り手市場ではあるが、安定志向でかなりシビアに情報を調

          採用の現状と、採用マーケティングのメモ

          荒木哲郎監督のはなし。ごきげんに働く。

          昨日は社内セミナーがあり、「進撃の巨人」などのアニメーション監督の荒木哲郎さんをおよびして、お話を伺いました。 (11月に開催予定だったけど、延期になって昨日開催された) その後の一般向けセミナーにも参加して、幸運なことにごはんも一緒させていただきました。嬉しい。 たくさんお話しをさせてもらって、気づきになることも、改めて意識しようと思うことも、いろいろ聞けました。 ※翌日書いたので、かなりわたしの主観や解釈が入っていると思います。 荒木さんの言葉とその感想ごきげんに働

          荒木哲郎監督のはなし。ごきげんに働く。