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nrmnmrn
“誇らしい”は生きていく意味になる。
昨日、人生で初めて好きになったアーティスト、BUMP OF CHICKENのLIVEに行ってきました。
本当に不器用で、真っ直ぐなバンドです。
語りかけるような、それでいて叫ぶような歌声。一つ一つ丁寧に鳴らされる音。
MCでも言っていたけれど、1対2000じゃなくて、1対1で音楽が届いてきて。改めて歌詞が頭と心に響いて。身体は熱くなって。
いつのまにか涙が滲んでいました。LIVEで泣いたのは久しぶりです。
それはきっと、彼らの姿を見て、「僕はこう生きたいんだ」が、じんわりと心に広がっていったから。別に、LIVEで数千人動員したいとかではなくて。
自分たちの音楽、BUMP OF CHICKENという名前、25年積み重ねてきた歴史、それらを愛するファン…
すべてを“誇らしい”と言っていた彼らの姿を見て、大袈裟じゃなく、これが生き続ける意味なのかもなぁと思ったんです。
生きる意味なんてない世界で、それでも想いを持って生きてきた証。そんな証を、誰にも見せなくてもいいから、心の一番高い場所に掲げておく。
それが、“誇らしい”という感情。それが、生き続ける意味。
いまの僕に、誇れるものはあるだろうか。信じられるものはあるだろうか。
どんな些細なものでもいいから。僕の“誇らしい”を育てていこう。
そんな想いが心に広がって、涙が滲んだんだと思います。
小学生の頃、バンプを好きになってよかった。
……音楽やりたいなぁ。バンドやりたいなぁ。やろう。やるぞ。
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