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貳月咖啡
2月。
誕生月なのだが、昔からあまりいい思い出がない学生時代はちょうど期末テストのあたり。
社会人になると、いつもより日数がない2月はなんだか慌ただしい。
現在進行中の2月も若干の混乱とストレスと虚無を感じながら過ごす。
そんな2月、仕事で会ったある人から教えてもらったコーヒーへ行ってみる。
その名も貳月咖啡、2月にぴったりではないか。
開店すぐのためか、他にお客さんはおらず、
落ち着いた雰囲気のある店内でテーブルが一定の距離を保って配置されている。
店主の方もお店と同じく落ち着いた雰囲気のある方だ。
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メニューを見るとハンドドリップは数種類の豆が用意されている。
おすすめを尋ねると、ここは全て浅煎りのよう。
酸味が強いコーヒーをあまり好まない私に、店主の方がおすすめを酸味が強くならないように淹れると言ってくれた。
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一口飲むと、コーヒーの深みと香り、ちょうどよい。豆を尋ねると、こちらのお店のブレンド配方らしい。
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老闆娘收起來盤子的時候,我說我喜歡這咖啡。
她笑著說不是啦,就是適合。
跟老闆娘小小的交流。
店主の方に、このコーヒー好きですと伝えた。
彼女は合うってことでしょと。
マスクで表情は半分隠れていたけれど笑顔でそう言った。
こんな二月。
ストレスと虚無の間のちょっとした出来事。
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