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マイナス×マイナスの文章問題

あのー、最近ね、数学の文章問題を考える遊びを、
まあ、ひとりでやってるんですけど。

今取り組んでいるのはマイナス同士の掛け算がプラスになる。
という理屈をなんとか文章問題にできないかという事で。
これがとにかく難しい。

最初は、お皿の上のリンゴをたかしくんがどうかするという
例の文脈で考えていたんですが。
これがぜんぜんできない。

たかしくんの前に、いつもよりリンゴが2つ少ないお皿が3つ、なくなっていませんでした。

とか。もういろいろ考えた末になんにも説明できてないようなことに。
これだと、たかしくんがいつも
かなりの量のリンゴを食べているという事しか分からない。
リンゴが超好きな子か、ゴリラかなんかかな。
たかし=ゴリラ。いや、そういう事が求めたいんじゃない。

よし、リンゴは一旦忘れよう。

たかしくんは秘密結社「世界の人口減らし協会」の構成員です。
「世界の人口減らし協会」のオキテは二つ、
生涯で必ず3人の人間を殺さなくてはならないという事と、
必ず2人1組のチームで行動する事。
なお「世界の人口減らし協会」は裏では国と繋がっていて、
彼らの戸籍は予め抹消されています。
ある時たかしくんは、恋人を殺された恨みを晴らすため組織を裏切り、
「世界の人口減らし協会」のチームを3つ壊滅させました。
たかしくんは全身をサイボーグ化させていたので死ぬほど強かったのです。
さて、この件で世界の人口は何人減らずに済んだでしょうか。

うーん。なにこの話。
文章問題として余計なスケール感でちゃってるし。
あと結局やっぱり意図した所からずれてる気がする。
そういう事じゃない。マイナスの掛け算になってない。

だいたいマイナスを掛けるってなんだよ。
どういう事なんだよそれ。

理系の人って全員天才だと思う。
誰か、分数同士の割り算で分子と分母が入れ替わる理屈を
リンゴで説明してください。

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